前走レース別
阪神スプリングジャンプ
・過去10年で5勝、すべての指標がよく、無視厳禁。
・1番人気1着馬は過去10年で4勝2着1回。その多くはオジュウチョウサンだが、去年メイショウダッサイが引き継ぐ形に。
・2秒以内の負けが1つの目安だが、1着馬の存在がやはり大きい。
→該当馬はオジュウチョウサンのみ。実は今年の勝ちタイムは歴代2番目で結構速く、オジュウチョウサンは62キロと1着馬2着馬よりも2キロ多かった。これならば許容範囲か。
ペガサスジャンプステークス
・過去10年で3勝。外国馬の叩き台としても機能するなど、重要なレースであることは間違いない。
・1着馬の信頼度が高いのは確か。ただコンマ4秒以上の完勝が条件でそれ以下だとどうか。
・負けた馬も1秒以内にとどめておきたい。
→該当馬はブラソンダムール、マイサンシャイン。1着馬ながら僅差だったために該当せずのビレッジイーグルとはここ3戦同じ。前哨戦でビレッジイーグルが勝ち、大本番はブラソンダムールが勝つパターンになりそう。
マイサンシャインも該当はしたが、平沢健治騎手がマイネルレオーネを選んだのがどうか。
その他のレース
・前走中山大障害組は3着以内が条件。
・平場の障害オープン組は前走中山で2番人気以内が条件。
→該当馬なし。9頭しかおらず人気3頭の競馬になってしまうか。
中山グランドジャンプ穴馬の傾向
・中山での勝利経験
・中山グランドジャンプ時に中山の障害2戦以内
・レースの2年前に障害重賞で連対以上
ここからわかることは、中山適性がある馬の強さと障害重賞で結果を出せる馬の復活が穴を生むということである。
意外と面白いのはサトノパシュート。小倉での障害経験しかなく、前走は大敗。普通は買えないが、中山のダート2500で勝利しており、中山障害はこれが初。
あとはマイネルプロンプト。オジュウチョウサンが最強の時代に当たってしまって森一馬騎手の着拾いが印象に残っているが、実力はまだまだ衰えていない。
あとは平沢健治騎手が選んだマイネルレオーネ。中山はこれが2戦目だが、1戦目は昨年のペガサスジャンプステークス。そこから1年近い休養に入り、前走は小倉のオープン特別。中山適性を信じる価値はある。
中山グランドジャンプ2022最終的な予想
オジュウチョウサンに勝ってほしいと心から思うが、馬券で買ってなくてもオジュウチョウサンが勝てばうれしいので、いつも別から買っている。
本命はサトノパシュート。
サトノパシュートは5歳馬だが、5歳でこのレースを優勝した馬はビッグネームが多い。
あと10歳以上の馬がここ10年で1頭も馬券に絡んでいない。
障害も高年齢化が加速し、いい加減若手の活躍に期待したい部分もある。
サトノパシュートはレオビヨンド回避で高田潤騎手が空き、騎乗することになった。
本命サトノパシュートなんて笑われても不思議ではないが、ここは狙ってみたい。
ダート2500を勝つタフさは、大障害コースでも通用すると信じたい。