香港ヴァーズ
斤量減
バブルギフト 59.5キロ→57キロ
メンドシーノ 59.5キロ→57キロ
ボタニク 59キロ→57キロ
バターフィールド 60キロ→57キロ
ウインマリリン 56キロ→55.5キロ
ストーンエイジ 55.5キロ→55キロ
レーティング
グローリーヴェイズ 123ポンド
ストーンエイジ 118ポンド
ブルーム 118ポンド
ウインマリリン 112+4ポンド
バブルギフト 116ポンド
メンドシーノ 116ポンド
香港ヴァーズの狙い目
グローリーヴェイズが1枚抜けているが、これは昨年の数字で、今年は戦績的にピリッとしない。
3年前も京都大賞典6着だったのだから、札幌記念6着からの参戦も同じといえば同じ。
しかし、3年前は実績があり、昨年もオールカマー2着など。
あえて狙う必要はないとみる。
ここでの本命はメンドシーノにした。
2021年のバイエルン大賞で、凱旋門賞馬アルピニスタに4分の3馬身差の2着。
この着差はGⅠ6連勝の中で凱旋門賞に次いで着差がついておらず、肉薄していた。
ピーヒュレク騎手は2021年にトルカータータッソで凱旋門賞を勝ち、今年9月のバーデン大賞でメンドシーノに騎乗してトルカータータッソに勝っている。
日本馬2頭などに人気が流れれば結構面白いオッズになると信じたい。
香港スプリント
斤量減
ウェリントン 58キロ→57キロ
スカイフィールド 58キロ→57キロ
ストロンガー 58キロ→57キロ
レシステンシア 56キロ→55.5キロ
高レーティング
ウェリントン 120ポンド
スカイフィールド 116ポンド
ジャンダルム 115ポンド
スーパーウェルシー 115ポンド
メイケイエール 111+4ポンド
ラッキースワイニーズ 115ポンド
レシステンシア 111+4ポンド
香港スプリントの狙い目
香港スプリントは香港馬勝利の可能性が高いレースで、前走はジョッキークラブスプリントが定番。
勝ち馬はジョッキークラブスプリントで3着以内に入った馬が中心。
すると、ラッキースワイニーズ、デュークワイの2頭が候補となるが、前々走と前走の斤量差を考えるとウェリントンが上。
しかも、ここにきてムーア騎手へのスイッチは陣営の本気度を感じさせる。
日本馬が4頭おり、オッズをどれだけ吸収できるかだが、旨味はある。
日本馬で面白いのはナランフレグ。
重馬場の高松宮記念を勝っており、適性自体はあると思う。
メイケイエールは乗り替わりと右回りがどうか。
香港マイル
残念ながらサリオスが出走取消、昨年よりはチャンスがありそうだったが。
斤量減
ゴールデンシックスティ 58キロ→57キロ
ワイクク 58キロ→57キロ
ローズオブインディシーズ 59キロ→57キロ
エクセレントプロポーザル 61キロ→57キロ
高レーティング
ゴールデンシックスティ 124ポンド
カリフォルニアスパングル 121ポンド
サリオス 118ポンド
シュネルマイスター 118ポンド
ワイクク 118ポンド
ダノンスコーピオン 116ポンド
狙い目
ゴールデンシックスティの取捨選択にかかっているが、普通は勝ち負けだろう。
前走はこの戦績で2番人気だったが、1番人気カリフォルニアスパングルに辛くも勝利。
辛くも勝利とは書いたが、斤量差が2キロあってのことなので、イーブンとなればカリフォルニアスパングルは敵ではないだろう。
あるとすれば、スチュワーズカップで敗れた際に1着だったワイクク。
前走の斤量差を考えれば、カリフォルニアスパングルと同程度とみる。
別路線に活路を見出すならローズオブインディシーズ。
斤量減も魅力だが、昨年ペリエ騎手を背にフランスのGⅠを勝っている。
距離が不安だが、コックスプレートなど長いところで使っており、距離短縮。
父がPowerというのも、サインっぽくていい。
香港カップ
斤量減
パンサラッサ 58キロ→57キロ
ロマンチックウォリアー 58キロ→57キロ
ジャックドール 58キロ→57キロ
ロシアンエンペラー 58キロ→57キロ
高レーティング
パンサラッサ 121ポンド
ロマンチックウォリアー 120ポンド
オーダーオブオーストラリア 119ポンド
ジオグリフ 119ポンド
ジャックドール 119ポンド
ダノンザキッド 117ポンド
レイパパレ 113+4ポンド
狙い目
ロマンチックウォリアーは前走斤量増の中で完勝しており、同じレースを使った馬たちの逆転は考えにくい。
クイーンエリザベスⅡ世カップでも勝利しており、間違いなく香港の総大将である。
日本馬はパンサラッサとジャックドールが再び激突し、主導権争いとなりそう。
ジャックドールは武豊騎手が騎乗し、しかも内枠なので、吉田豊騎手が喧嘩を売れるかにかかっている。
売れないならジャックドールのあっさりまであるが、そこは矢作調教師がけしかけてくれることを願うしかない。
そもそも東西の豊が2022年に香港で激突するとは、だれが思い描いただろうか。
面白いのはジオグリフかもしれないが。
日本馬同士、香港馬双方の漁夫の利を狙うなら、オーダーオブオーストラリア。
戦績がユニークで、未勝利の身でアイルランドダービーに出て4着と好走している。
一般レースで2連勝してブリーダーズカップマイルに出て最低人気で優勝。
その足で訪れた香港マイルは6着と振るわず。
一方ではあのバーイードとムーランドロンシャン賞で肉薄している。
血統的に距離は問題なく、あれだけの日本馬と実力のある香港馬がいれば、いくらムーアがいるといえどここは人気の盲点になる。
毎年ムーア&オブライエンのコンビは人気になって負けていくイメージだが、ここは本当に面白いところだ。