地方馬の傾向
・地方馬は過去10年で4勝2着6回3着5回、中央馬とほぼがっぷり四つ。中央馬が3着まで独占したのは過去10年で2回と、交流重賞では少ない部類。
・前走大井の南関東重賞で3番人気以内。着順は問わないが、1秒程度の負けまで。
・大井の南関東重賞以外を使った馬は1着が絶対条件。
・フジノウェーブ記念、東京スプリング盃で1着、本番も3着以内に来たのは東京スプリング盃1着だったフジノウェーブのみ。
→該当馬はルーチェドーロとギシギシ。ルーチェドーロはフジノウェーブ記念1着で少し怖いが、実は勝ちタイム1分24秒1は歴代のフジノウェーブ記念では最速。
大井1400メートルのレコードは1分23秒8で、1977年アガリスピードが斤量53キロで達成している。ちなみにルーチェドーロは斤量57キロで1分24秒1。
元々は中央で端午ステークスを勝っている。この馬が筆頭ではないか。
ギシギシも発展途上があるので、中央馬次第では相手でも。地方馬はこれくらいでいい。
中央馬の傾向
・近年無視できないのは前走オープン特別組。3番人気以内で1着もしくはコンマ2秒負けまで。
・これまでのトレンドだったのは黒船賞組。こちらも3番人気以内1着なら。3番人気以内で着外に沈み、東京スプリントで巻き返したのはラブミーチャンやグレイスフルリープ。主戦場が1200で、大きな結果を出している馬なら巻き返せる。
→該当馬はシャマル、リュウノユキナ。シャマルは3勝クラスで勝った馬だが、前走3勝クラス1番人気1着での好走例があり、しかも1秒近い圧勝ならば面白そう。
リュウノユキナは、できれば柴田善臣騎手とのコンビの方がいいと思うが、本日調教に復帰したというニュース。少し遅かったか。横山武史騎手が流れ的に良くないので、わざわざ狙うほどか。
穴馬の傾向
ヒモ相手5頭で買うとしても、このままではあと2頭足らないので穴馬の傾向を探る。
・中央で3勝クラスの勝利経験あり
・中央重賞で5着以内の経験あり
・南関東重賞で勝利経験あり
実はすべて地方馬の傾向だが、やはり実績がないとそう簡単に3着以内には入れない。あとスプリント実績を重視したい。
去年1着のサクセスエナジーは捨てがたいが、ここを度外視すると一気に狙いにくくなる。
ピンシャンが微妙で、1200実績が足りないが、来ても全くおかしくない。ここは取捨選択が分かれるところ。
ヒロシゲゴールドは1200実績がある文、ピンシャンよりこちらを推したい。
ナガタブラックは3年前に大井の重賞を勝ってはいるが、最近の格付けと成績的にいくらなんでも。
カプリフレイバーも戦績的には面白い。ただどちらかといえば習志野きらっとスプリント勝負か。賞金的に習志野きらっとスプリントの方が上。
ヒカリオーソは東京ダービー馬だが、戦績的にもう厳しい。
ハートプレイスは戦績的に勢いはあるかもしれない。ただ少し足りないか。
ワールドリングは、1200以外の近2走を度外視すれば狙える。1200経験は3回しかないが、そのうち2回で重賞を勝ち、1つは古馬相手の勝利。
以上から、穴馬として推すのはヒロシゲゴールドとワールドリング。
ピンシャンやサクセスエナジーに来られても仕方なし。
東京スプリント2022最終的な予想
本命はルーチェドーロにする。
地方馬で何が1番勝ちやすいかで考えた時、ルーチェドーロだと思った。
前走のタイムが非常に優秀で、あとは反動がないか。
1200実績に関しては中央時代最後に、休み明けで挑んだ大阪スポーツ杯でコンマ3秒差の4着がある。
あとはデータの該当馬などを相手にするが、この中で対抗を選ぶならシャマル。
この路線は結構高年齢化が進んでおり、4歳馬決着でフレッシュな路線に変わってほしいという願いも込めたい。