香港ヴァーズは展開が全く合わなかったというか、ピリッとしていない様子。
ウインマリリンは有馬記念やAJCCなど、中山巧者として面白いレースがある中でここを使った。
それがハマったし、この中だったらというのもあったか。
グローリーヴェイズはここ最近の低調ぶりもあってか、3着が精いっぱいだった。
香港スプリントは、ズバリと来てくれた。
ムーア騎手が内側の馬の動きを見ながらレースをしており、終始プラン通りの印象。
斤量減で言えばスカイフィールドも斤量減で、ジョッキークラブスプリントの斤量減は今後のトレンド、というか、もうそれを馬券に反映させている人が多いのではないか。
だったらスカイフィールドを狙うべきだったかなと今更ながら反省。
あとはメイケイエールだが、マクドナルド騎手はやることをやった。
池添騎手がいたならば…と現実味を帯びたたらればが言えるだけ、十二分だと思う。
香港マイル、これは一番いい選択ができたレース。
ローズオブインディシーズがまたいい位置で競馬をしていた。
展開的に前が残り、1頭先に動いた馬こそいたが、マクドナルド騎手が落ち着いていた。
さすがに香港馬2頭のワンツーだったが、これは狙える穴馬券。
やはり前が残るので前で勝負できないと厳しい。
この時点で今年の香港のプラスが決まった。
やはり斤量減をベースに考えた方がいい。
香港カップは、さすがに何年も続けて日本馬に勝たせるわけにはいかないという感じになった。
パンサラッサは逃げたには逃げたが、番手の香港馬がぴったりといたので息が入らない。
ジャックドールは前に行けず、後手を踏んでしまった。
まぁ本命馬はさらにその後ろでどうにもならなかった。
結果的にはロマンチックウォリアーの圧勝だったが、戦績的に当然で、香港でのオッズは1倍台。
それが日本だと4倍近いオッズなのだから、日本在住の香港フリークの方はウハウハだったに違いない。
パンサラッサはより前に行くべきだったかとなると、今度は残り目がなくなる。
ジャックドールも無理に押していくべきだったかとなると、こちらも同じだったと思う。
こればっかりは相手のあることであり、馬の調子もあるのでこの2頭の凡走は今後度外視でもよさそう。
ダノンザキッドはどこでもそれなりの結果を残すので、馬主孝行。
だったら、その馬主孝行ぶりを狙うべきだったのだが、欲に勝てなかった。
しかし、4つのうち2つをとれたので、今後も国際競走のたびにやっていきたい。