競馬とボート、パチンコパチスロをダラダラやる男のブログ

競馬やボート、パチンコパチスロの話題を中心に、賭け方をよりスマートにしながら、試行錯誤を繰り広げているブログです。


スポンサーリンク

ミリオネアで750万ドロップアウトを逃げと感じる人に思うこと


スポンサーリンク

クイズミリオネアの最高賞金は、日本だと15問目が1000万円で、14問目が750万円。

アメリカ版だと15問目が100万ドルで、14問目が50万ドル。

イギリス版は全12問になったそうで、12問目が100万ポンド、11問目が50万ポンド。

以前から言われていたことだが、日本の賞金はスケールが小さい。

そもそも1000万円も1人に1000万円ではなく、5人1組で1000万円、1人200万円という扱いになっている。

これは民放連の自主規制などがあってのもので、しかも、1000万円を丸々うけとれず、税金が差し引かれてしまう。

 

そう思うと、750万円を獲得し、1000万円にチャレンジするのは割に合わない。

他の国では50万ドルから100万ドルになるので、チャレンジする価値はあるだろう。

ミリオネアで1000万円に挑戦しないことをとやかく言う人がいるが、650万円を失ってまで250万円の上積みを狙うのはおかしな話である。

これが500万円から1000万円だったら、400万円を失ってまで500万円の上積みを狙う形なので、まだ勝負する価値はある。

だからドロップアウトを逃げと感じる人は、自ら責任者となった時に真っ先に他人のせいにしちゃう人だと自分は思う。

 

2024年に何を言い出したのかと思われるだろうが、もちろんこんな話をメインでしたいわけではない。

Mリーグを見ると、チームポイントのために1着を狙わず、涙を呑んで2着を死守しに行くケースなどを色々と見てきた。

パイレーツの優勝がほぼ決まり、2~4着大混戦。

2着3着にも賞金が出て、4着はなしという状況においては、2着も3着も狙うべき順位である。

5月16日の第1試合でサクラナイツの渋川難波がリスクを負わずに降りて2着を守りに行った。

リーチが入っていて、放銃すればどこまで落ちるかわからない中、たとえ親番でも、テンパイを取りにいけても、涙を呑んで降りたのは自分は当然だと思う。

チームのためと言いながら実は弱気だったのを隠し、正当性があるかのように降りたという考え方をする人もいる。

また優勝の可能性が万に一つあるのならば、狙いに行けよ、エンタメなんだしという人もいる。

なぜそれらのことが言えるかといえば、「テンパイを取りにいっても当たり牌ではなく、放銃しない」と視聴者たちはわかっているからだ。

しかし、当人は当然ながらそんなことはわからない。

その前に、テンパイを取りに行った結果、放銃してしまっていたので、同じことは2度もできない。

仮にテンパイを取りに行ったら放銃だったという局面で、涙を呑んで降りたとすれば、その行為は絶賛されるだろう。

視聴者はいわゆる「神目線」でチェックできるが、当然プレイヤーは自分目線でしか見られない。

神目線で色んなものが見れたら、事件事故はそれなりに防げるし、しょうもないミスも起きない。

でも、我々は自分目線でしか生活できない、なにせ神ではないのだから。

視聴者は単なる人間に過ぎないが、まるで神になったかのように適当なことを言う。

神ももしかしたらそんな感じなのかもしれない。

あの判断は間違いだと指摘するのであれば、ちゃんとした理由を筋道立てて、感情抜きで指摘しなければならない。

 

ミリオネアで750万ドロップアウトに、さも腰抜けかのような言葉をぶつけられる人は、自らを神とでも勘違いしているのかもしれない。

そういう人間ほど、当事者になれば腰抜けになるかもしれないし、そもそもそのステージに立てないだろう。

麻雀はパチスロと似ていて、どれだけ立派なパチプロであっても、たとえ設定をつかんでも、ヒキがダメなら負けてしまう。

しかし、そこらへんのアンちゃんでも、設定1だったとしてもフリーズを引けば勝つときは勝つ。

一部分を切り取れば、鬼のような勝ちもぺんぺん草も生えないような負けもあるだろう。

それはあくまでも一部分に過ぎない。

パチンコパチスロの大当たり確率だって、その確率に収束するのに途方もないゲーム数を要する。

我々はそれだけ回せないので、激しめの上振れもしくは下振れを常に経験し、一喜一憂するのだ。

麻雀だってそうで、常に激しめの上振れと下振れの中にある。

そういうのがわかればわかるほど、結果にとやかく言うのがアホくさく感じる。

赤坂ドリブンズの園田賢が、運に関する話を、かなり理屈的に語っていたのが個人的には納得がいった。

下振れを引き続けてるだけでいつか上振れを引き続ける時が来る。

そう思うと、思い切って穴馬ばかりに狙えるようになる。

上振れを引き続ける時が来るのを願って、ひたすら勝負を重ねる。

そんなことを水原一平も思っていたのかもしれない。


スポンサーリンク