協会から最高位戦へという流れよりも、団体関係なく最高位戦へ流れていく傾向にある。
上記の記事を書いて1週間も経たないうちに協会の田内翼や連盟の土田小緒里も最高位戦に入会した。
一般的には移籍だが、当人たちは入会という言葉を選ぶので、あえて入会とした。
みんなで手をつないで一斉に辞めよう!という感じには見えず、偶然に偶然が重なったと個人的には考えたい。
なぜ連盟が選ばれず最高位戦が選ばれるかという観点で書いていきたい。
最大の理由は個人事業主としての活動のしやすさ。
渋川難波を始め、協会で活動していた選手は雀魂をやってきた人が多い。
綱川隆晃のように配信系の仕事でよく見かける人にとって、連盟は選択肢に入らない。
連盟はKONAMIとの関係で、選手は龍龍・麻雀格闘倶楽部・麻雀ファイトガール以外はできない。
例外はいるものの、元々VTuberとして活動しているケースぐらいで、原則は龍龍や麻雀格闘俱楽部などしかできず、雀魂などは全くできない。
もちろん、裏アカウントを作ってやる分にはいいかもしれないが、バレたら大変だ。
もう1つポイントなのが、龍龍や麻雀格闘俱楽部を活用してVTuberとお仕事ができるかといえば、かなり限られる点。
全くないわけではないものの、その数は少ない。
連盟が選択肢に入らないのは、稼ぎという点で当然と言える。
あとは連盟に入っても好きな大会に出られないケースがある点。
あくまでも表から見たもので、内部の人からすれば的外れもいいところかもしれないが、連盟かそれ以外かという雰囲気がある。
シンデレラファイトやプリセンスオブザイヤーだと、最高位戦や協会、RMUなどの女流は本戦に出るための予選に積極的に参加している。
しかし、連盟はあまりそうした争いには出てこず、最初から一定の枠が与えられている。
最強戦の投票企画に出ないだけで、男女問わずうるさ型の連盟プロからグチグチと小言を言われるぐらい、連盟プロは連盟系のイベントには出ようとする。
それ以外において、私も出たい!出させてくれ!という声はあまり聞かない。
プリンセスオブザイヤーなんて、前年同じ大会で活躍した連盟プロが出られないケースも出てくる。
最高位戦で行われている最高位戦クラシックは、連盟以外の選手が参加している。
細かなルールに違いはあれど、連盟公式ルールと近い部分がある。
上がり連荘やノーテン罰符なしなどに対応できれば、連盟プロなら活躍できそうではある。
ただ連盟の選手は出てこない。
タイトル戦の都合はあるのだろうが、連盟公式ルールに近いレギュレーションならこちらで活躍する人がいてもおかしくない。
ちなみに連盟には王位戦があり、こちらは連盟公式ルールで、他の団体の選手も出られる。
なぜ出られないのか、事情はあるのだろうが、外側からは何もわからない。
閉鎖的に見える部分があったとしても致し方ない。
その点、最高位戦は麻雀に真摯なら誰でも受け入れる印象がある。
チョンボの数が多く、時間も長いほか、理事会で決まったことを後からゴチャゴチャ言う人に手厳しいイメージがある。
それはどの組織でも嫌われるだろうが、ルールの厳守、公平性などにかなり厳格で、恣意的な運用を極力嫌う団体なのかもしれない。
そこさえ無視すれば、活動はしやすく、面倒見のいいひとは多く、何といっても強くて個性的な人が目立つ。
連盟は連盟で、どんな若手であっても結果を出せば引き上げてもらえるから、悪い団体ではないことも確か。
それは協会などにも言えるが、結局お金とイメージの差が如実に出た形。
最高位戦には多くのスポンサーが集まる一方、連盟は若干少ない。
どちらも立派なスタジオを持つが、ほんの少しの差があるのかもしれない。