正直な話、サブライムアンセムがなぜ人気をしているかがわからなかった。
未勝利を抜け出すきっかけは降着によるもの。しかも加害馬に乗っていた池添謙一騎手が、今回騎乗してフィリーズレビューを勝つのだから面白い。
そして、1分20秒を切る展開も、個人的には全く見当外れ、挙句、データとは関係ないところを突かれた。
データを示せばそのデータから外れるものが来る、いわばあるあるだ。
それにしても、反動だけが心配である。
テイエムスパーダから狙っており、コンクパールとワンツーだった時には、このまま決まってくれと思った。
ただ1分19秒台になるような逃げを打っていては、前はきつかっただろう。
それを思えば3番手で追走したアネゴハダはこの中だと強い部類である。
おそらく自己条件で断然人気になるかもしれない。
金鯱賞ではジャックドールが目の覚める逃げ切り勝ちをしていた。
ここに来てパンサラッサとジャックドール、個性的な逃げ馬が格の高いレースで強い競馬を披露している。
どれだけ海外に行っても、まだまだ有力馬が出てくる。
いい循環に入っているとみていいだろう。
個人的な馬券、舟券の収支は散々で、悪い循環から抜け出せないのだが。