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渡辺明九段のそっけない対応は藤井聡太八冠に勝率2割切りも関係しているか


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16日の「クローズアップ現代 藤井聡太“八冠”激闘の舞台裏」をたまたまリアルタイムで見ていた。

そもそも将棋は一応好きなので、前もって八冠の瞬間、というよりも、これはフルセットになるなぁと思いつつ、健康のために渋々やっているスクワットをしていた。

藤井聡太八冠を見ていると合気道のような印象を受ける。

相手が勝手にコケていくからだ。

視聴者は評価値があるので、コケる様を見て、「あの人こんなのも見えないのかバカだなぁ」としか思わない。

しかし、ヘボ将棋を自認する自分からすると、秒に追われたり、読んでいない手が飛んできたりすると、えっ?と思ってしまう気持ちはすごく理解できる。

なぜ1分将棋で逆転が起きるかといえば、読んでない手が出てくるからだ。

合気道はお互いに本気で攻撃し、本気で守る状態で、意識を少しだけ交わすことで触れずに倒すことができると言われている。

その点では藤井聡太八冠はまるで合気道のように相手を倒していく。

朗らかそうな人に見えて合気道の達人のような振る舞い、ある種最強の振る舞いだろう。

 

16日のクローズアップ現代だが、宮古島で緊急地震速報があったために途中で打ち切りになった。

幸い宮古島で大地震があったわけではなかったが、公共放送として「震度が小さいのでもういいっしょ!」と言えるはずもない。

結果翌日に放送され、生放送が収録となり、渡辺明九段がゲスト出演した。

渡辺明九段は元々そっけない人で、色んな意味で正直な人である。

合理的、効率的、それでいてサービス精神旺盛、リップサービスも行うなど色んな面を持ち、自身も中学生で棋士になった。

だから、竜王時代から桑子真帆アナウンサーにとったような態度はよく見られた。

決してバカにしているわけではなく、天才というのはああいうものだ。

開成とか灘とか、東大とか京大とか、ああいう受け答えになる人は多いように、中途半端な学歴を持つ自分は感じる。

まぁどの学歴にもいるっちゃいるんだが。

渡辺明九段が自らのSNSで謝罪したのは、当初なんだろうかと思っていたら、色々反響があったようだ。

多分昔から渡辺明九段を知る人は、通常営業ぐらいにしか思っていなかったと思う。

加えて、藤井聡太八冠のことで渡辺明九段を呼べば、そりゃそうなるだろうと思った。

なぜなら現時点で渡辺明九段は藤井聡太八冠に対して4勝20敗である。

勝率は2割を切っており、タイトルというタイトルを奪われ、まさに身ぐるみを剥がされ、すべてをとられた。

渡辺明九段は羽生善治会長とがっぷり四つ、ほぼ互角の戦績。

ちなみに永瀬拓矢九段とは20勝8敗とお得意様にしている。

藤井聡太八冠と同じくらいの対局数の棋士を探すと、いずれの棋士とも最低でも6割以上の勝率を残す。

そんな渡辺明九段が4勝20敗、.167となれば、まず「なんで俺なの?」と思うだろう。

よりによって当日は健康診断があり、ただでさえヘロヘロな中で。

それでいて普段からそっけない対応はするタイプだから、不機嫌になってくださいと言わんばかり。

いくらテレビに出るとはいえ、4勝20敗の人を呼んで、八冠すごいですよね!は煽りでしかない。

あえて元凶と使うが、八冠は渡辺明九段のアシストがなければ成立しなかった。

全く抵抗もできなかった。

ちなみに渡辺明九段は自分より年下の棋士への闘争心は高く、タイトル戦で自分よりも年下の人間が出てきたことへの警戒心が強かった。

だから一世代下の棋士に対して、まるで門番のごとく、対峙できたのだろう。

 

これは余談だが、渡辺明九段とも藤井聡太八冠とも1回だけ対戦し、いずれも勝利した棋士がいる。

それはプロ雀士にもなった井出隼平五段である。

AbemaTVでも有名であり、変わり者でおなじみ、早口で何を言っているかわからない窪田義行七段の通訳としても腕利きな人物だ。

 

渡辺明九段は時に突っ走ることがあり、自分は正しいと思い込み、周りが見えなくなることがある。

それが三浦弘行九段を、結果的に間違った情報で告発し、危うく三浦弘行九段の棋士人生を絶つことになりかねなかった、冤罪事件につながっている。

将棋ソフト不正使用疑惑騒動とも言われる事件だが、藤井聡太八冠がうまい具合に出てきてよかったし、三浦弘行九段がずっとグチグチ言うタイプの人間だったらどうなっていたか。

三浦弘行九段が人格的に優れているので、そんなことはなかったが。

将棋ソフト不正使用疑惑騒動は改めて検証されるべきだろう。

久保利明九段も告発側の1人だが、のちに会見を行うといって結局会見していない。

まだまだ突っ込みどころがたくさんあるのが将棋界である。

どの業界にもアンタッチャブルなことは起きているものだ。

そんな業界を実は週刊文春が守っていた。

週刊文春が組織側についたのは、AKSと日本将棋連盟。

週刊文春が組織側につくときは面白いことが起きるときである。


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