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プロ棋士時代の橋本崇載八段への印象をあえて今振り返る


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橋本崇載容疑者での報道は今年2回目。

1回目は元妻への誹謗中傷による名誉毀損によるもので、本名や住所などを書いた上で誹謗中傷を行った。

厳密には2022年12月にも名誉毀損で逮捕されており、結果的に懲役1年6月執行猶予4年の有罪判決。

保釈されるまでにだいぶ時間がかかり、判決の直前にはホストクラブで働きだしたという話も出てきていた。

そして、今回の事件。

共同親権を巡る問題に関して、あまりにもデリケートな話なので今回はプロ棋士時代の橋本崇載八段の印象を書いていきたい。

 

橋本崇載八段は順位戦最上位のA級に在籍したことがあり、その際に八段となった。

竜王戦も最上位の1組に10回入り、引退直前でも1期におり、将棋に関しては最後まで一線級にいたことは間違いない。

今も古い体質が残っているが、橋本崇載八段がプロになった時期はより古い体質であり、その古い体質の中で何とか目立とうとしていた人物である。

その典型的な姿がTwitterにも出てくる金髪のパンチパーマ。

2004年のNHK杯で披露すると、勢いもつき、当時最強だった羽生善治四冠との対戦にこぎつけた。

今でこそAbema、以前はニコニコ生放送で頻繁に対局の様子が見られるが、当時はNHK杯に出ることがある種ステータスで、棋士は気合が入りやすかった。

橋本崇載八段はこのNHK杯でテレビカメラに視線を送る、あまちゃんのパロディを取り入れるなど、色々なことを行い、最終的には二歩という反則を犯す。

引退まで第一線だったので、NHK杯でもいいところまでいくから、エンタメ要素を取り入れていたとしてもまずまずファンに受け入れられていた。

 

一方でコンピューターソフトと対局し苦戦を強いられた経験から、ニコニコ生放送で配信された電王戦を始めとするコンテンツを毛嫌いしていた。

それもあって三浦弘行九段が巻き込まれた将棋ソフト不正使用疑惑では、三浦弘行九段をクロとして扱うも、結果的にはシロであったため、直接対面して謝罪する事態に追い込まれた。

Twitterでは盛んに炎上発言を繰り返しており、そういう意味では時代を先取りしていたかもしれない。

色々な意味で危うい人であるのは、藤井聡太ブーム以前から将棋を知るファンはそれなりに認識していた。

引退後、自殺をほのめかすなど、とにかく精神が不安定で、子どもを元妻に持っていかれてしまったという認識が大きな影響を与えていることは確かだった。

元妻とのことは裁判で明らかにされることだろう。

 

将棋に関してはマジメに取り組み、将棋を普及させようと独自路線で頑張っていたことは確かである。

当時珍しかった将棋バーをオープンするなど、橋本崇載八段だからこそできることをやっていた。

理事選への出馬、一定の支持を集めていたこともあって、橋本崇載八段の取り組みや危機感に理解を示していた棋士も一定数はいただろう。

ある意味時代を先取りしすぎたと言え、ようやくその時代に乗ろうかという時、自分にとっては不本意な方向へ業界が進んでいった。

加えて、元妻との関係性が悪化し、大切にしていたであろう子どもがいなくなる。

その末路が殺人未遂だったとすれば、どうにか防げなかっただろうかと思うしかない。

 

殺人未遂の量刑は懲役3年から7年ほどとされ、執行猶予だった懲役1年6月も加算されると、最低でも5年、長くても8年以上服役する可能性がある。

事件の性質上保釈は厳しく、その間も未決拘留日数は増えるため、実際に服役する期間は多少短くなる可能性もあるだろう。

被害者の立場からすれば、満期出所でまた何をやってくるかわからないという不安に駆られるだろう。

名誉毀損を行い、次は殺人未遂、その次は最悪の事態である。

とにかく取り返しのつかないことをした認識を持ってもらい、改心を願うしかできない。

今回の事件で形容しがたい気持ちになってしまった。


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