これまでさまざまな記事を書いてきた中で、子持ち様論争のようなことはいずれ起きるだろうと書き記してきた。
子持ち様という言葉に何を思うかといえば、一切何も思わない。
そりゃそういう言葉も出てくるだろうという感想しかないからだ。
「子供のために毎月500円か1000円か、保険料を余計に払ってください」と言われて、「ハイ喜んで!」なんて誰が言うだろうか。
子持ち様という言葉を嫌な言葉のように感じる人も当然多いとは思うが、生理的に受け付けないということをしてると、どえらいことが起こる。
こういうのはエスカレートしていくので、何か悲惨なことが起きないと止まらない。
起きる前に手を尽くし、声に耳を傾けることは大切だ。
でも、子供を産んで育てて、「はいはい子持ち様子持ち様」と言われる親御さんは相当気分が悪いだろうし、そう思うのは当然だろう。
「てめぇらの老後を支えるのは誰だと思ってるんだ!」とキレるのもわかる。
それでも、声に耳を傾けないと最終的に害を被るのは子供である。
まだ子持ち様論争で止まっているからいいが、実力行使をする輩が出てきたら悲惨。
トチ狂ってる奴、破れかぶれになる奴は景気に関係なく出てくる。
その点はすごく憂いている部分である。
まぁ普通に考えて、小さな子供を抱えながら働く親に子持ち様と吐き捨てるのは、いくらなんでも自分は嫌だが。
冷静に子持ち様論争をしてみると、案外解決策は近くに転がっているように感じる。
スナック菓子的に嗜みたいなら、スナック菓子を実際に買って食えばいいだけのことだ。