自分は懸賞が好き、というより、懸賞で当てて優越感に浸りたい、もっと言えば、懸賞を見るとついつい応募したくなるタチである。
今まで色んな懸賞に当たってきたが、一番はお米である。
お米が当たったのはいいのだが、いかんせん自分は糖尿病であり高血圧、糖質制限中だ。
糖質制限中でもある程度は食べるが、ガッツリ食べるわけではない。
だったら、子育てをしているお宅にお米を贈るのがいいだろうと思った。
ちょうどお米が当たったタイミングで、学生時代にフラれた女性のお宅に行き、そのことを伝えた。
意外と大喜びされた。
5キロでも2000円以上するから、そういうのを贈られるのはうれしいようだ。
まぁ実際のところはわからないが、大喜びしていたと思っておこう。
ところがここに大きな落とし穴があった。
送料だけで1000円もしたことだ。
しかも、2つの家に送るので、送料だけで2000円もした。
ゆうパックで送り、スマホ割を活用しても2000円である。
Amazonの送料無料ってすごく太っ腹なんだなと感じた次第である。
しまった!贈るとか言わなきゃよかった!とは、もう言えない。
送料でこんだけかかちまったよ、そんなこと言えるはずもない。
ただ神様は見ているなと感じた。
今週の競馬で大勝しただけでなく、ボートレースでも勝った。
神様は見ていた。
せっかくなので子供にプレゼントでも買ってやるか、車が好きだったから車の本にでもするかと絵本コーナーに行った。
最近は色んな絵本があって、これもよさそう、あれもよさそうと目移りした。
その中には、パーツを組み立てて新幹線などにしていくおもちゃもあった。
これだ!と思ったのだが、ふと冷静になってみる。
もしもこのパーツを飲み込んだら…
万が一それでどえらいことになったら…
そもそも対象年齢5歳からだし…
あと、一番の理由は、同級生のおじさんがいきなり子供のおもちゃを買うことへの違和感だ。
叔父ならばわかるが、そこらへんの弱者男性である。
そこらへんの弱者男性がいきなりおもちゃを送り付けるのはどうだろうか。
そもそもそれぞれの家に教育方針がある。
おもちゃを買い与えるにしても、何らかの方針があって決められている。
そんな中で、いきなりおもちゃをぶち込まれても困惑するだけだろう。
と、理由をつけてケチな自分が顔を覗かせた結果、買わなかった。
まぁケチなおじさんの言い訳である。
とはいいつつも、家にあった記念品などを粗品と称して入れて、送り付けた。
まぁ困惑しただろうが、一応お返事もいただいた。
送料は今週競馬とボートで回収したのでよしとしよう。
パチンコパチスロの収支に関しては全力で忘れることにする。