このブログで多くの人に読まれたのが中野雷太アナのパワハラ疑惑の記事であった。
この記事の中で藤原菜々花アナがデビューして順調に成長してくれればという形で触れていた。
それから1年近くが経過してようやくデビューを果たした。
といっても、ラジオNIKKEIの番組内でのデビューなので正式なデビューなのかという話ではある。
これまでのアナウンサーの初実況を考えるといささか遅い。
なぜ遅くなったのかは色んな理由があるだろうし、本人がまだ語らないので推察するしかない。
肝心の実況は練習の成果とアナウンサーとしての経験年数もあって、もちろんちゃんと聞けた。
女性が競馬の実況?!なんて偏見なんぞは一切なく、女性が競馬の実況をするケースは地方競馬では既にある。
ボートレースであれば西日本のレース場の実況では女性が当たり前のように実況している。
それに対して、うっとうしい、声が高いなど一切思ったことがない。
ただ。スタートラインに立てたようで立てていないのではないかと正直な話感じてしまった。
結局実況アナウンサーはどれだけクレームを受けて糧にできるかどうかだと思う。
競馬の実況アナウンサーがああすればよかった、こうすればよかったと後悔する様を様々な形で見聞きしている。
それはリスナーや視聴者のお叱りがあってこそ。
まぁ「噛んだ噛んでないで反応するお前、普段の仕事でその程度のミスを一切してないの?棚に上げるの大好きな人なの?」という話ではあるが、これはお互い様。
藤原菜々花アナに自分が何かしらの「お叱り」を言うつもりなんぞ一切ない。
ただ、1日でも早く場内デビューをさせるべきだろうと感じた。
ちなみに小塚歩アナは福島で1レースだけ実況をさせていたような記憶がある。
藤原菜々花アナも1レースだけ場内実況をさせる形でいいのではないだろうか。
チャンピオンズカップの実況でラジオNIKKEIのベテランアナウンサーが盛大にやらかしたことを思えば、中山の未勝利戦で多少細かなミスをしても誰も咎めないだろう。
めちゃくちゃ性格の悪い、うがった見方をすると、アリバイ作りという可能性もある。
形としてデビューさせ、やっぱりやめましたみたいなこともあるだろう。
それは本当にうがった見方だが、色んな思考をした中の1つである。
女性騎手限定かつ牝馬限定戦で藤原菜々花アナが実況する、こんな話題になることはない。
地方も中央も女性騎手が増えてきたので、いつか地方の女性騎手を招待してそういう企画があってもいい。
その時に実況が藤原菜々花アナだったらこんないいことはない。
これも色んな思考をした中の1つである。