ジャニー喜多川の性加害問題は激しく燃え盛るわけではないが、確実に延焼を続けている。
メディアが必死に消火活動をしている中で、この火は国連人権理事会なども巻き込み、国際問題になりかねない動きになっている。
そんな中、デヴィ夫人がジャニー喜多川を擁護するどころか、被害者たちの振る舞いを「死人に鞭打ち」と表現した。
山下達郎へのバッシング以上にネットが大騒ぎになるのは当然だが、デヴィ夫人はテレビに出続けている。
デヴィ夫人が炎上することは今に始まったことではなく、恐らくどれだけ燃えようが意に介さないだろう。
干されたら干されたで、デヴィ夫人はさらに周囲を巻き込んでいく可能性がある。
色んな意味でパワフルだから、周囲の人はそう簡単に止められないだろう。
この中でデヴィ夫人が笑っていいともに出た際、当時レギュラーだった中居正広の日に出演した話が出てきている。
同時期に倖田來未との関係性が騒がれ始めた際で、あろうことか中居正広の面前でデヴィ夫人は倖田來未の名前を出した。
自分もこの時の笑っていいともを見ていたが、中居正広はびっくりしたようなリアクションをした後に、全力で否定していた。
そして、お客さんが結構騒然としていた印象がある。
デヴィ夫人がタレントであると感じている人は多いが、単なるタレントではないと吉田豪は称している。
デヴィの「ちょっと一言よろしいかしら」という本には、えげつないことしか書かれていない。
オブラートをお持ちではないのだろうかというくらい、AmazonのAudibleで到底流せないようなワードが飛び交っている。
武闘派であり、色んな意味でぶっ飛んでいるので、炎上させたところでデヴィ夫人はノーダメージだろう。
デヴィ夫人も無敵の人であり、言っちゃいけないことを平然と言う人だから、攻撃のしようがないし、攻撃をすれば数千倍でお返しされるのは目に見えている。
デヴィ夫人は日本を出て、紆余曲折を経てインドネシアのスカルノ大統領の第3夫人となるなど、これまでに経験してきた道のりはネット上の炎上なんかアホくさくなるようなものだ。
今年1月はウクライナに訪問して支援物資を届けているなど、80代の人の行動力ではない。
そんなデヴィ夫人はブログ上で今回のように色々なことを書きすぎ、誹謗中傷で訴えられることを繰り返している。
詳しくはデヴィ夫人のWikipediaで見ていただきたいが、ジャニー喜多川擁護が飛び出ても何の違和感もないような偏見を振りかざしている。
典型的な「本当のことを言って何が悪い!」タイプの方である。
無邪気にやるもんだから、定期的に問題を起こしては、その番組自体が謝罪に追い込まれるようなことが起きている。
それでもなおイッテQを始め、先日はグータンヌーボにも出演している。
あえて無邪気と表現するが、無邪気な発言を繰り返すデヴィ夫人に対し、面白いなぁと企画する側も視聴者も思っているのだろう。
今回の一件でイッテQがデヴィ夫人の企画をすべてお蔵入りにするかといえば、おそらくないだろう。
またまた夫人がもう無邪気に発言しちゃって!ぐらいに思っているかもしれない。
万が一番組側が今回の件で降板をお願いしても、デヴィ夫人はその内情をすべてさらけ出すだろう。
そうなってくると、見て見ぬフリで火の中に飛び込むしかない。
言っちゃいけないことを言う人、思ったことを空気を読まずに言える人なのだから、そんな人に正論で諭しても、跳ねのけられるだろう。
言論で戦ったところで、デヴィ夫人はどんなことがあっても降参はしないはずだ。
ならば、やれることは何かといえば暴走待ちで、また言った!誹謗中傷だ!となったら粛々と訴えるしかない。
デヴィ夫人は単なるタレントではないと吉田豪が言い続けていたが、良くも悪くもそういうことなのだろうと改めて実感した。