Perfumeのライブではレスポンスをやるのだが、10代!20代!とか、年齢で反応してもらうところ。
左隣の2人組の女性たちは20代だった。
自分が公演まで怖い顔をして、始まった途端に自分がはしゃぎ始めたこともあったのかどうか知らないが、控えめに楽しまれていた。
女性でも激しい人は激しいが、この方たちはおしとやかに楽しまれていたが、まさか自分が…こういうのは聞いてみないとわからない。
ただ香水がそれなりにきつかったので、フェアトレードではないかということにしたい。
右隣の方も自分と同じような雰囲気の方だった。
お互いに、「隣のやつがなんでこいつなんだよ…」的な雰囲気を感じたような気がした。
まぁそこまで来ると被害妄想でしかないのだが。
この方は自分と同じく楽しそうに激しく動かれていた。
おかげで楽しめた。
だいたい同世代くらいか、と思っていたら例のレスポンス、50代で叫んでいた。
めちゃくちゃ先輩じゃないっすか!という話だが、あちらはあちらでお前30代なんかい!と思ったかもしれない。
まぁ40前後の人らはそんなように見える。
そんな中で70代でも反応があったとき、仙台サンプラザホールは拍手で包まれた。
年齢を重ねてPerfumeのライブに来る、すごい方である。
孫が大好きすぎて、非会員の70代の方が保護者としてついてきた可能性はあるかもしれない。
なにせ上の方だったので実際に見たわけではない。
ただ70代の人がいてあれだけ盛り上がれるというのはそうそうあることではない。
山崎まさよしの一件があったので、長いMCには若干心配もあったが、昔からのPerfumeのファンは長いMCへの免疫がある。
最も象徴的なのは2009年のアリーナツアーである。
大阪城ホールのライブで、実に4時間近いライブとなった。
元々それだけあるのではなく、主にあ~ちゃんだが、MCがとにかく長かった。
特にアンコール終わりであ~ちゃんが熱い話をし始めて、結構長くなったようだ。
今回の仙台公演も熱い話がそれなりの尺であったが、色んなことがここ半年であったために、ただただ感動だった。
この時もそうだったようだが、さすがに長いんじゃね?という空気感だったらしい。
その結果、アミューズの会長だった大里洋吉にお客さんに牛丼2杯カツ丼を食べさせてどうするんだ!と説教されてしまう。
そして、MCじゃなく芸の中でやるのがアーティストだとも説教されたそうだ。
ぜひとも大里洋吉は山崎まさよしに言ってあげてほしい。
横浜アリーナでは結局4日間あり、4日間ともに参戦した。
2日間は会員枠、残り2日は俗に言う「クソ席」とされる場所、当時はmixiでドンキホーテもびっくりな激安でリリースする方が多く、そこで確保した。
ファンもえらいもので、カツ丼2杯食いたい!いや!食べさせろ!的な雰囲気になった。
そもそも「カツ丼2杯事件」は次の日のMCであ~ちゃんがすぐに言っていた。
そこから「カツ丼2杯」というフレーズが頭の中をめぐるようになる。
山崎まさよしのファンはカツ丼2杯を食わされたか、カツ丼10杯食わされたのかもしれない。
少食のファンにそれだけ食わせるのは嫌がらせになってしまう。
そばを食いに来たのに二郎系ラーメンを2杯も3杯も出されたらそりゃ怒るだろう。
今回は体感的にも長いMCだったので、カツ丼2杯の雰囲気を堪能できた。
コロナ禍ではそれもできなかったんだと思うと、それはそれで感慨深いものはある。
ファンクラブだけの集まりだからこそできることだ。