オーディションを勝ち上がり、韓国で奮闘したのに元HKT48としか書かれない矢吹奈子だが、記事の内容は暇ネタのようなもので、何ら触れなくてもいいものだ。
ここで問題視したいのはマスコミに対してである。
モデルプレスやサンスポは矢吹奈子と書いているのだが、他のマスコミの対応である。
まずは日刊スポーツ。
「元HKT48のタレント」としか書かれていない。
ちなみに、元HKT48のタレントといえば指原莉乃、最近だと村重杏奈がいる。
この2人は少なくとも元HKT48のタレントとは書かれない。
つまり、日刊スポーツにとって矢吹奈子は指原莉乃や村重杏奈よりも下ということになる。
元HKT48のタレントと書かないとヒキがないタレントであると日刊スポーツは主張したいのかもしれない。
次はスポニチ。
元HKT48センターだと、今度は村重杏奈が除外されて、だいぶ絞られる。
とはいえ、元HKT48センターとだけ書く意味とは何だろうか。
スポニチも矢吹奈子だけではヒキが弱いと思ったか。
そりゃナンパどうこうの話題はヒキが弱いが、記事にしなきゃいいだけだろう。
複数のメディアが報じている話題なのに、タイトルの付け方でこうも違うか。
スポーツ報知はその点、韓国で活動していたことを冒頭でちゃんと書いている。
日刊スポーツが変なのは、3週間前に矢吹奈子がカレンダー発売記念イベントを行った際の記事だと「矢吹奈子」の名前がタイトルに出てくる。
しかもお気づきだろうか。
カレンダー発売記念イベントの写真を「元HKT48のタレント」の記事でも使っている。
複数の記者が自由に書いて、誰のチェックも経ないで、表記の統一もしないで書いていることになる。
それは報道機関のすることなのだろうか。
まぁ「政府高官」とボカすような報道ばかりの日本のマスコミなので、あんまり言うのは酷かもしれないが。
ボートレースのCMにも出て、文化放送で番組もやっていて、それでも「元HKT48のタレント」である。
こうなると面白くなっちゃって色々調べると、昨年10月日刊スポーツでこんな記事があった。
ますます「元HKT48のタレント」呼ばわりをした日刊スポーツの動向が気になる。
ついこないだまでは「元HKT48のタレント」とは書いておらず、矢吹奈子の名前は出していた。
先に矢吹奈子の名前を伏せたタイトルにしたのが日刊スポーツで、それに追随したのがスポニチである。
スポニチは日刊スポーツのやり口を見て、じゃあその手を使うかという感じでタイトルをつけたかもしれない。
としか思えないくらい、急にそんなことが起きたからだ。
やってることが報道機関とは思えない。
これからは全部伏せて報道するのであれば、それは構わない。
野球の試合速報でも「在京球団が在京球団に勝利」で書いてほしい。
ページビューもきっと稼げるだろう。
自分はマスゴミという言葉は嫌いだが、しょうもないページビュー稼ぎをする報道機関にマスゴミと言い放つ人がいても仕方ない。
あと、それを書いていくらの収入が得られて、書いた人にいくら入るのかを教えてほしい。
そのバイトをやらせてくれるのなら、パチンコパチスロを辞めてテレビやネットを見て記事を書いていくのだが。
取材もしないでそんなことをやってたら、そこら辺のまとめサイトと変わらない。
まとめサイトになり下がったのであれば別にそれでいいのだが。