ヤフーニュースを見ると、時代によって記事のタイトルの付け方が変化している。
産経新聞の記事がアクセスランキングの上位を占めてた時はとにかく煽ったようなタイトルが多かった。
タイトルを見ただけで記事の内容を把握したつもりにもなるケースは今もあるが、産経新聞の独壇場だったと言える。
しかし、今ではそのような様子は見られない。
現在の主流は具体的な名前を出さず、人気芸人とか人気俳優、人気アイドルみたいな表現にしたタイトルが多い。
ただ玉川徹を人気コメンテーターとは書かないし、橋下徹を人気弁護士と表現する必要がない。
だから、固有名詞の方が伝わりやすい人は固有名詞、固有名詞が伝わりにくい人は人気芸人や人気俳優呼ばわりになる。
しかし、人気芸人とは書かれているが、サムネイルを見れば、陣内智則であることは明らかである。
つまり、陣内智則と名前を出すより、人気芸人と書いた方がアクセス数がいいとENCOUNTが判断したことになる。
随分と失礼な話だが、ENCOUNTはこの手をよく使う。
ラランドのサーヤですら、ENCOUNTからすれば人気芸人呼ばわりである。
しかし、東貴博は人気二世芸人とは書かれず、本名で出してもらえている。
ENCOUNTが人気芸人とするか、本名で出すか、その境界線が何なのか気になる。
パッと見た感じは、女子アナと芸人、モデルは固有名詞を出してもらえない率が高い。
豊ノ島は名前を出してもらえず、元大相撲力士タレントという肩書だ。
HIKAKINに似ているYouTuberのデカキンは「HIKAKINのものまねYouTuber」。
豊ノ島で反応しない人が元大相撲タレントで反応するのだろうか。
アクセスさせたもん勝ちの大喜利状態。
中身なんてどうでもよく、ただタイトル大喜利に興じたメディアなのだろうか。
ENCOUNTの認知度自体がそもそも低いのだから、何をしたっていいかという気持ちがあるのかもしれない。
アクセスさせたもん勝ち、まぁ自分も人のことは言えないのだが。