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AKB48にも沈黙したメディアは本気でジャニーズを叩けるのか


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hochi.news

ジャニー喜多川の性加害疑惑は、ジャニーズが設置した再発防止特別チームによって性加害が認定されたことで、疑惑ではなかった。

70ページ以上の調査報告書を読んだが、ジャニーズ関係者たちがいかに見て見ぬふりをし、耐えることを強いてきたかがわかる。

それだけジャニー喜多川のワンマン体制で支えられた芸能事務所だったと言える。

ゆえにジャニー喜多川が亡くなり、それ以降に離脱者が多く出るのは当然と言えば当然である。

一方で調査報告書にはメディアが報道しなかったことも要因であることが書かれている。

記者会見でメディアへの責任について、再発防止特別チームのメンバーに質問が投げかけられ、生中継していたテレビ局はこのタイミングでスタジオに引き上げた。

メディアへの不信は高まるだろうが、今までが信じられすぎていた。

honkawa2.sakura.ne.jp

政府に対する信頼度と新聞や雑誌への信頼度の相関関係でみれば、明らかにメディアへの信頼度が高すぎる。

だから、メディアへの不信があったところで、これでようやく多くの国々と同じようなところに行ける。

この機会にメディアを疑うのはいいように思う。

しかし、ネットなどで見られる情報のほとんどは既存メディアをベースにしており、本当に疑うというのは大変だ。

 

谷原章介がメディアの沈黙を紹介し、ジャニーズ事務所に逆らえないメディアに対する指摘を行っている。

そんな谷原章介は2004年に木村拓哉主演の「プライド」に出ている。

プライドは最初から最後まで視聴率20%を超える、今では考えられない人気ドラマ。

教場を月9でやって大コケしたとは思えない数字である。

この撮影中、アイスホッケーのパックがエキストラの女性に激突する事故が起きた。

木村拓哉がファンサービスでパックを客席で投げ込んだことが要因とされ、ケガをさせた女性に木村拓哉が謝罪の手紙を書くほか、ジャニーズ事務所が謝罪文を出している。

しかし、既存メディアは当初沈黙し、日刊ゲンダイがこの話題を取り上げた。

木村拓哉は最後まで表向きに謝罪はせず、何事もなかったかのようにドラマは放送された。

もしも今同じことが起きれば、記者会見の圧力は凄まじいものだっただろう。

今はそうでもないが、自分はジャニーズに対して当時アンチのような立場で毛嫌いしていたので、ジャニーズのスキャンダルが一切報道されない憤りを覚えている。

谷原章介はプライドで起きた事故のことを忘れているのだろうか。

プライドの出演者は誰1人覚えていないような気もする。

 

個人的には今後もメディアはジャニーズに対して及び腰のまま、本気で叩くことはできないとみている。

その理由は、メディアに金を落とす芸能事務所は叩かない傾向にあるからだ。

その最たる例がAKB48や坂道グループなどだ。

AKB48グループや坂道グループが写真集を出す際、満遍なく出版社を振り分けて出している。

ゴシップ雑誌や写真週刊誌を出しているところを中心に出しているのは明白で、BUBKAなどもこうした戦法に屈した。

奥菜恵と押尾学の衝撃的な写真を出したあのBUBKAも、AKB48グループの手口に屈さざるを得なかった。

新聞社も同じで、当時行っていた総選挙の本、じゃんけん大会の本など色んな本が様々な新聞社から出ている。

日刊スポーツに至ってはAKB48新聞や坂道グループ系の新聞なども定期的に出しており、明らかに関係性が深い。

2012年、当時AKB48にいた高橋みなみの母親が逮捕される出来事があった。

この時、報道したのがやはり週刊文春。

のちに略式起訴などもされるが、事務所からの「ご説明」を鵜呑みして取材もしないでダンマリを決め込んだ形となった。

ネットは盛んな時代だったが、YouTubeがまだそこまでは盛んではなかっただけに、ネットからムーブメントを起こすには至らなかった。

 

こうしたこともあるので、既存メディアはジャニーズなしでドラマやバラエティ番組などを手掛けない限りは一生叩けないように思う。

そもそもメディアは大手事務所への報道は慎重で、個人事務所や中小の事務所は徹底的に叩く傾向にあるのはあまりにも有名。

あなたのところにうちの女優は出せませんと言われればそれまでだからだ。

報道しない理由はいくらでも作り出せる。

ガーシーがブームを起こしていた時期に報道しなかった理由は色々言われているが、これも忖度が大きいだろう。

今の今まで、憶測で報道したことがただの1回もなかったかという話である。

忖度する必要がなければ、真偽不明な情報に飛びついてあることないこと報道できるのがメディアである。

忖度する必要があるから真偽不明な情報に飛びつけない。

本来は真偽不明な情報に飛びつかないのが普通であり、そうあるべきだが、そんな動きは見られない。

 

恐らくだが、タレントに罪はないを錦の御旗にして、メディアはジャニーズを使い続けるだろう。

それは別に構わないが、同時並行で厳しくジャニーズを批判する報道をすればいい。

なんだかんだ理由を付けてそれはできないのではないだろうか。

賞味期限切れのシュークリームを投げつけたって24時間テレビに出られるのだから。

那須雄登は普通にラヴィットに出られている。

ラヴィットでは時事ネタに触れられないので、そういうボケなのかなとすら思う。

何も伝えずに、那須雄登に罰ゲームとしてパイをぶつけるとか、できないものだろうか。

いかようにも笑いをとりつつ、謝れるやり方はあるだろうに。

別にメディアがジャニーズとともに沈みたがっているのならいい。

仮に沈むのだとしても、ジャーナリズム精神を発揮して沈んだ方がいいように思う。

ただ、メディアが早々にジャニー喜多川の性加害について報道していたら、今活躍するジャニーズメンバーはメディアで活躍できていたのだろうか。

それはそれでゾッとする。


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