中山金杯
今まではハンデのデータを参考にしてきたが、今年から全体的に1キロ増えるため、アテにならない。
過去10年の傾向を探っていく。
前走3勝クラスの馬は2000メートルで1着というのが絶対条件。
オープン特別組はまず前走5着以内が条件で、できれば前走3番人気以内が欲しいところ。
前走重賞組はコンマ5秒負け以内もしくは5着以内。
GⅠ組はコンマ5秒の負けまでが1つの目安となる。
これらに該当するのは
1番マテンロウレオ
3番ラーグルフ
7番アラタ
8番カレンルシェルブル
10番ラーゴム
14番ワンダフルタウン
17番エヴァーガーデン
ラーゴムはここしばらくダートで走っており、少し狙いにくい。
穴になるかわからないが、面白いのはカレンルシェルブルだろう。
セントライト記念では人気薄ながら4着と健闘している。
良績は2000メートルに集まっており、今回斤量減なのもいい。
これといってめぼしい馬もいないので、カレンルシェルブルに期待するのはアリだろう。
京都金杯
中京開催の京都金杯は京都競馬場に今後アクシデントが起きない限りは当面は行われない。
ここ2年の傾向で探っていく。
ここ2年では東京で使った馬たちが好走している。
その前は阪神開催や京都開催が目立っており、左回りの影響が大きいと言える。
昨年こそザダルが上がり最速の脚で勝っているが、基本は前残りで、4コーナー5番手以内がポイント。
5番手以内につけてジリ脚でまとめるようなタイプがいいのかもしれない。
前走が東京で、5番手以内につける可能性が高そうな馬をピックアップする。
3番ピースワンパラディ
4番アルサトワ
9番ダイワキャグニー
この3頭しかいないが、ダイワキャグニーはさすがに2キロ増が堪えるか。
ここはアルサトワを本命にしたい。
アルサトワは冬場も勝ち、この舞台でも勝利している。
何より幸英明騎手との相性がよく、昨年の惨敗はいずれも別の騎手。
57キロでは勝っており、リステッド競走を2勝している以上、実力はあるとみるべき。
全体的にベースが1キロ増なので、今までの斤量実績がモノを言う。
こちらもそこまで抜けた存在がいないので、多少中穴狙いでも旨味はある。