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丸山ゴンザレスの裏社会ジャニー「瀧川寿希也」回の感想


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丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニーは見ていて面白く、興味深い。

クレイジージャーニーは興味がなく、ただ名前だけ聞いたことがある中で、興味のあるテーマを見ていく中で自然と毎回視聴するようになった。

その中で出てきたのが地方競馬の八百長などの話。

登場したのは川崎競馬の騎手だった瀧川寿希也。

川崎リーディング1位など若くして結果を残したが、ネット上でトラブルを起こすなどして若くして引退した。

瀧川寿希也がまだ現役だった時にツイキャスをやっており、そこでの話はなかなか興味深かったのを覚えている。

一番記憶に残っているのは、予想屋の声はパドックで馬乗りをしていても入ってこないというもの。

川崎競馬場は予想屋の小屋のすぐ近くにパドックがあるが、集中しているからか、入ってこないらしい。

 

正直な話、地方競馬をやっていると、ヤリ・ヤラズの存在は理解しているし、今回の話は特段驚きがなかった。

特定の厩舎が出てきた時、ヤリの時にどんなオッズの挙動になるかよく知る人たちは常にオッズを見ていた。

オッズを見ながらヤリかなヤラズかなとチェックするのがまた面白い。

中央競馬でも、締め切り1分前ぐらいになって一気にオッズが下がることがあるが、個人的には微妙にうれしい。

オッズが下がるのは残念だが、やはりその筋の人たちが支持しているという心強さがある。

弘法も筆の誤りではないが、その筋の人も間違える時は間違える。

その恩恵をどこかで受けていると思えば、正直腹は立たない。

ただ正義感をふりかざし、デタラメ人生を過ごすくせして他人には品行方正を求める人間は、おそらく瀧川寿希也の話は激怒しながら聴いているのかもしれないが。

 

埼玉県警が瀧川寿希也に対して八百長の件で問い合わせをしていたという話。

これは元ボートレーサーの西川昌希がまだ刑務所の中にいた時に、警視庁の刑事が刑務所を訪れて別の八百長について聞かれた話に近いものがある。

八百長をどのように証明するのか、これは永遠の課題であり、確証をいかにつかめるかにかかっている。

1人が正義感をふりかざして自首すればなんてことはないが、それが何を意味するかは自分にだってわかる。

だからこそ、八百長をしていたという内部告発はなかなか出てこない。

西川昌希が書いた本の文庫本を先日購入したが、読み進めてもそう簡単には口を割らないだろうなと感じた。

瀧川寿希也は引退して4年が経つから、4年の時があれば競馬場側も何とでも言い逃れができる。

馬に八百長をしてましたか?と聞いたところで、何も話してはくれない。

競馬場側も膿を全部出すほど余裕はないから、お互い仲良くしましょうやという具合に折り合いをつける。

笠松競馬場はあんなことになったが、できればダンマリを決め込みたかっただろう。

 

西川昌希も国税が動いて八百長につながり、笠松も脱税などから八百長が見つかった。

大相撲の八百長問題も最初は野球賭博を発端とし、その野球賭博も脅迫に耐えかねて当時大関だった琴光喜などが警察に駆け込んだのが大きかった。

もし競馬の八百長が発覚するとすれば、笠松のように国税が動き、その流れで発覚するケースだろう。

ヤリ・ヤラズのプロセスでもらう裏金に税金はかからない。

やけに羽振りがいいなとなれば、普通は発覚するわけだが、そう見せないようにカモフラージュできれば一生バレないだろう。

そもそも胴元にいくらかのテラ銭を払っている時点で、八百長だなんだと喚くのはどうかと思う。

テラ銭の分だけ負けるのだから、そんなに金が惜しければテラ銭がかからない勝負でもすればいいのに。

ヤリ・ヤラズを含めてギャンブルだと思えば、時に痛快なこともある。

仕込みの間違いというのもあるんで、そこで恩恵はあるわけだ。

お金を賭ける以上、騙し騙され、先を読んでいくのが醍醐味と言える。

そこまで読んでギャンブルだと思うからこそ、特段八百長には何も思わない。

 

瀧川寿希也が最後に語っていた、死ねという言葉だけはヤジで言わないでほしいという話はまさにその通りである。

元々自分は騎手に罵声を浴びせること自体、バカがやることだと思っているので、死ねというヤジは正気の沙汰には全く思えない。

瀧川寿希也がそのことに触れていたから、悪いやつではないんだなと素朴に感じた。

地方競馬の学校時代の話も面白いといえば面白かった。

ついつい煽られてオラオラしてしまうのが悪癖なだけで、騎手として天性の才能はあったのだろう。

そうでなければわずか数年で川崎リーディングはとれない。

南関東において所属の競馬場のリーディングを獲得することは並大抵のことではできないものだ。

中央に比べるとまだ人と人との結びつきが強く、シビアとは言い難い。

その中で持ち前の軽さ、人当たりの良さ、脱力的な騎乗スタイルなどが見事に合致してリーディングをとれた。

そのことは賞賛に値する。

引退後の詳しい稼業は知らないが、競馬に関しては純粋に向き合っているのかなと感じる。

まぁヤリ・ヤラズに加担しといて純粋も何もないだろうと言われればそれまでだが。


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