サッカー日本代表の試合がある時しかサッカーくじWINNERを買わない。
理由は明白で、旨味があるのはサッカー日本代表の時しかないからだ。
日本戦以外のアジアカップでの売り上げはだいたい200~300万円程度が多く、韓国など強いチームになれば売り上げは増えやすいが、500万円とかそんなもんだ。
そんな中、日本戦は数千万円単位になる。
日本対イラク戦は3000万円ほどの売り上げがあった。
その試合が現状だとアジアカップにおける最高配当、1口3820円、19.1倍。
ワールドカップの時もコスタリカ戦で当てたが、この試合も的中させた。
これには理由がある。
約2年前に書いた記事だが、ブックメーカーが仮に合法となれば、慰謝料を確保する意味合いで、ひいきチームの負け予想を買う。
勝ったら嬉しいものだし、負けたら悔しい。
しかし、金銭的に補填されればその悔しさは紛れる。
あと、自分は昔から逆神的な要素があったので、いわば逆神気取りとして、勝利のアシストをしているようなところがある。
アーモンドアイやイクイノックス、オジュウチョウサンなど1円も買わなかったのは、自分が買う時が負ける時だろうというしょうもない自負があったからだ。
だから、WINNERでも引き分けと負けしか購入していない。
とはいえ、オッズ狙いをしつつ、日本代表の傾向もある程度予想には入れた。
決定力不足はいつの時代の話か的な雰囲気の時は怪しいとか、先制点を許しているとか、とはいえ、スコアレスはないだろうとか。
イラク戦の負けスコアの中で唯一購入したのが1-2だった。
アディショナルタイムで1点を返した時は相当複雑な思いになったが、当たりは当たりである。
サッカー日本代表は36年ぶりにグループリーグでアジアカップで負けたそうで、それが意外だった。
しかし、この手の大会は負けられる時に負けた方がいい。
全勝で優勝を目指す、そんなことができるのならばとっくにベスト16の壁は破れている。
色んな経験をしながら優勝を目指していくことが大事なので、いちいち負けたから喚く必要はない。
マスコミや小銭稼ぎの評論家の思うツボである。
「負けてモヤモヤした気持ちを発散してくれる人はいないか、セルジオ越後や闘莉王がいるじゃないか!」なんてことをしてたら、誰も得をしない。
マスコミだけはなぜにそんな進化をしないのかと不思議に思うが、あまり言い過ぎると、意識高い系の人みたいに思われるので、これぐらいにする。
そんなことよりも自分が毎度WINNERで腹立たしい気分になるのが払い戻しである。
イラク戦は1月19日にあったが、日付変わって1月25日になってもまだ払い戻しがない。
まず払戻開始日というものがあり、それが1月24日。
ネットで購入するとここから3営業日待たないといけない。
運悪く3営業日目は月曜日なので、29日以降に振り込まれる。
つまり、的中させて10日ほど待たなきゃいけないのだ。
理由は色々あるんだろう。
しかし、律儀に合法的なスポーツベットを楽しむ人に待ちぼうけをくらわしてどうするのかという話である。
海外のスポーツベットで10日も待たせたらおそらく持たないだろう。
ボートレースが頑なに審議制度を導入しないのは、すぐに確定させて払戻をするためである。
誰しもがすぐに払い戻しを受けたい、そんな中10日も待たせるとはこれいかに。
じゃあ宝くじ売り場とかコンビニで買えばいいじゃないかという話だが、タイムラグがあるので、その後特定のところにドカンと入れられたらどうしようもない。
しかも、宝くじ売り場で買ったとて数日はかかる。
なぜ問題視されないのだろうか。
この手のくじを買う人間は、払戻で別の試合を購入する。
売上を上げる努力、何より、ブックメーカーやオンラインカジノが違法だと宣伝するのであれば、「だったらここで買うかと思わせる施策をしろよ」と言いたい。
控除率はこの際いいとして、せめて翌日には払い戻しができるシステムにしてほしい。
野球やラグビー、いずれオリンピックなどにも対象は広がっていくかもしれない。
そんな中で、払い戻しに10日もかかるとなれば、すぐに興味を失うだろう。
スポーツベットの方がオッズもいいし、払い戻しだって速い。
払い戻しスピードを速めることが最大限できる誠意ではないだろうか。
WINNERの売り上げを高める努力を怠っているように思う。
その議論が一切なされていない現状がなんとも情けなく思える。
ちなみにインドネシア戦は普通に外した。
4.9倍、3-1であれば、大口でドカンと入れても旨味のあるオッズである。
何度も強調したいのはWINNERは非課税であること。
その恩恵を受けられるくらいに大口で入れてもオッズが耐えられる形が理想だろう。
あとせっかくWINNERの仕組みがあるのだから、複数のチームを集めて震災復興くじ的な大会を開けばいいと思う。
エキシビションマッチでもいいから、そういうのができればいいだろうに。
なんだかもったいないなぁと感じる。