競馬とボート、パチンコパチスロをダラダラやる男のブログ

競馬やボート、パチンコパチスロの話題を中心に、賭け方をよりスマートにしながら、試行錯誤を繰り広げているブログです。


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女遊びのリスクとお金の使い方


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自分はケチなので、女遊びをしたら絶対に痛い目を見るだろうなと思っている。

女遊びがうまい人はとにかくお金の使い方が気持ちいい。

枯れ木にお花を咲かせましょうという具合にお金をバラまいていく。

だからこそ、金の切れ目が縁の切れ目と言われるのだが、渡る世間は金ばかりである。

松本人志の報道で、なかなかケチな姿が報道されているが、ガキの使いで、「松本人志セコセコ裁判」をやるぐらいである。

ケチな人間は女遊びをするものではない。

ドカンと積んでたら、仮にバレても、豪快だなぁぐらいで終わるが、ケチだといい印象を与えない。

それをアンジャッシュ渡部建が証明したわけだが、松本人志は当時何を思っていたのか、少し気になる。

 

自分が中学生か高校生ぐらいの時に宇野宗佑の指三本の話を知り、その時、ケチは嫌われるんだなぁと思ったことがある。

weekly-economist.mainichi.jp

当時のサンデー毎日で、宇野宗佑が芸者の指を3本握り、「愛人になってくれたらこれだけ出す」と迫ったという。

宇野宗佑は月30万のつもりだったが、芸者は月300万だと思っていた。

それでも愛人になったようだが、フォローがどうにもよろしくないようで、こんな人が総理大臣になっちゃいかんと週刊誌にリークする。

何とも既視感のある展開だが、当時はサンデー毎日以外は無視したという。

女性スキャンダルは扱わないと当時はそんな不文律があったらしい。

しかし、いつの時代も外圧によって急展開を見せていく。

海外のメディアが宇野宗佑の女性スキャンダルを取り上げ、他のマスコミがそれを引用するようになった。

歴史は繰り返すというより、数十年も日本のマスコミは変わっていないというべきか。

またタイミング悪く、報道の直後に参院選があった。

そもそも宇野宗佑は当時リクルート問題で自民党が大揺れの中、リクルート問題に割合縁遠い存在で難を逃れていたことで総理大臣になれた。

この直前には消費税の導入が始まっていて、ただでさえ逆風の中、女性スキャンダルである。

この結果、69議席から36議席に減らし歴史的惨敗で過半数を割ってしまう。

当然責任を取らされる形で、在任69日で退陣を余儀なくされた。

女性スキャンダルがなかったとしてもそれなりに負けていたようにも思うが、軽傷か重傷か致命傷か、同じ傷でも大きな違いである。

Wikipediaを見る限りでは、演説がうまく、官僚も一目を置くような存在だったようだ。

1年ほどやっていたら、宇野宗佑はどんな日本にしていたのか、そのあたりは色々気になるところだ。

 

ちなみに宇野宗佑が総理となり、退陣した1989年の流行語大賞の金賞になったのは「セクシャル・ハラスメント」である。

1989年4月以降に女性誌が取り上げてから広まっていったらしい。

また1989年8月には日本初のセクハラ裁判も行われた。

そう思うと35年で大急ぎで変化していったということなのだろう。

個人的には、長い時間をかけて培われたマインドはそう簡単には覆らないと思っている。

江戸時代は300年近く続き、明治維新から今に至るまで200年も経過していない。

しかも明治維新から終戦まで、今みたいに自由さがあったかといえばそんなことはないように思う。

加速度的な技術革新に多くの人がついていけないように、超加速度的な意識の変化にうんざりする人が多くいても致し方ない。

変化したくない人が一定数いるのは、いつの時代も変わらない。

女遊びをするのであれば、どんちゃんどんちゃんと遊ばないといけない。

かといって、高級寿司屋で腕時計を並べて悦に浸るようなのもどうかと思うが。

何事も程々というのは難しいものである。


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