三上悠亜は若い女性に人気というのがすぐには理解できない部分がある。
しかし、YouTubeなどで発信する方向性などを知ると、若い女性に人気があるのも何となく理解できるようになる。
都知事選の政見放送で脱いでしまう女性もいる中、三上悠亜はYouTubeなどでエロに走らない。
エロに走ったYouTuberが掃いて捨てるほどいるのに、エロのトップランナーはそんなことをしない。
だからこそ、男性人気も女性人気も両立できるのである。
ちなみに自分は三上悠亜の作品を散々見ているが、デビュー作品での興奮がマックスだった。
SKE48時代を知っているからというのが大きい。
元々SKE48が好きで、劇場公演で実際に見てるから、そりゃ色々思うこともある。
アイドル時代の三上悠亜は、少なくとも劇場公演ではプロに徹していた。
しくじり先生にも出ていて、終始どのようにしくじったかが紹介されていた。
でも、アイドル時代はしくじりから一度は復活していた。
当時のチームSは軍隊のような雰囲気で、研究生はそこそこのレベルだと酷評されるような環境だった。
そのチームSの助っ人で三上悠亜は入る機会が多く、最終的にはチームSの正規メンバーに抜擢される。
SKE48時代は一切プロ意識のないおちゃらけたメンバーだったわけではないとはっきりと言いたい。
ゆえにAV女優として成功したのはある種必然だったと言える。
フォロワー数は全世界の女性で4番目に多いらしく、AV女優がブランドとコラボするなんて汚らわしい!という時点で、えっ?としか思わない。
なぜAV女優を下に見ているのかという話になる。
なぜ下に見るかといえば、「あんなもんは誰でもできる」という意識があるからだ。
「だってAV女優って股広げてアソコを入れられて大げさにリアクションしてるだけでしょ?」と思っているから下に見るのである。
色んな人の話を聞くと、とてもじゃないが常人では務まらない仕事だと思う。
超ド級の変態や驚愕の性欲モンスターとかでようやく務まる仕事であって、ただ脱いで性行為に及べばOKなんてそんな甘いものではない。
まず人前で裸になる時点で泣き出す女優の卵が多いのも当然である。
男優だと人前で裸になって行為に及ぶことすらままならなくなる人も珍しくない。
普通に行為に及ぶまでも大変なのに、映えのある性行為への脚色はより大変だ。
その時点で、誰でもできる仕事でないことは明らかだろう。
政治家がバカにされやすいのも、誰でもやれそうというのがある。
あれも誰でもやれる仕事ではないし、胆力がモノを言う。
運送の仕事だって事故を起こさず運転し続けるのは至難の業だ。
ペーパードライバーが、あんなもん誰でもできると言い出したら、引っ叩かれるべきだろう。
恐らくAV女優を下に見ている人たちの仕事もまた大変な仕事をされているのだろう。
コンビニ店員なども、相当大変な仕事であり、あんなもん誰でもできるとは少なくとも自分は思わない。
自分がこういう性格だからというのもあるが、すげぇなと思うばかりである。
そして、自分の仕事がいかに大変かをきっとアピールしたいのだろう。
でも、アピールしたところで、お前の仕事の方が簡単にできるだろと言われてしまうというのがあるのかもしれない。
どんな仕事にもその仕事特有の大変さがある。
そういうモノの考えを多くの人がすれば、職業差別なんてそんなに起きない。
あんなもん誰だってできるだろ!と言う人に、なぜそう思うんですか?と質問するといい。
そりゃこうだからだ!と返したら、じゃああなたやったことあるんですか?と返そう。
やったことないけどなんとなくわかる!と返したら、じゃああなたの仕事も誰でもできそうですけどね!と返してあげると、もれなくケンカになる。
争いは折り合いを欠けば簡単に起きる。
他人と折り合いをつけようとしない人は、ケンカをしたがっているチンピラと変わらない。
いや、チンピラよりもタチが悪いかもしれない。
そして、チンピラをやり続けるのも大変である。
自分の仕事を尊重されたいなら、まず自分から他人の仕事を尊重してあげた方がいい。