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Mステとタモリを取り巻くなかなかの因縁とは


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aroaukun.hatenablog.com

上記の記事が急に読まれ始めたのでびっくりした。

色々書いてみるもんだなぁと思ったが、Mステがやけに注目されるあたり、ある種番組にとってはいいことかもしれない。

この機会に関口宏がMステの司会者だったとか、生島ヒロシがサブで司会をしていたなど、Mステの歴史を面白がる人が出てほしいなと思う。

ちなみにMステおなじみのボックスティッシュは関口宏時代には既にあったという。

今でいう「うたコン」みたいな番組で始めたものの、数字が芳しくなく若者に特化した番組になっていった。

 

Wikipediaを見る限り、タモリのMステ起用は色んな因縁があってのものだったことがわかる。

タモリは数年前にテレ朝で夢のビッグスタジオという番組をやっていた。

笑っていいともが始まる半年前に始まったので、抱かれたくない男上位にタモリがいた時代である。

西田敏行と一緒に生放送で、ちょっとしたテレフォンショッキング状態で歌手たちとやり取りをしようとしたが、短い時間しか与えられず、まして生放送。

タモリの毒舌がことごとく空振り、SNSなんか大変だっただろう。

上層部が激怒してしまい、プロデューサーを更迭してしまう。

すると、タモリはこの決定に男気を見せ、自らも降板してしまった。

普通、こんなことになればテレビ朝日とは仕事をしてたまるか!となるものだが、降板後半年後にテレビ朝日で始まったのがタモリ倶楽部である。

 

なぜこんなことが可能になったかと言えば、激怒した上層部の人間も更迭されたプロデューサーもそれぞれ実力者で、それぞれいなくなっては困る人だった。

特にこのプロデューサーはテレビ朝日の天皇と呼ばれるようになり、その下で育った部下の、さらにその部下たちが今のテレ朝を作っていった。

それくらいの実力者なのだから、あんなことになりながらも誰も咎められず、今年まで続いた番組が始まり、5年後にリベンジの機会が与えられた。

始まった経緯が経緯なので、Mステを終わらせるのは大変である。

ましてジャニーズ起用をきっかけにここまでになったとなると、話は余計にこじれる。

今後はジャニーズと非ジャニーズのアーティストが共演することになるだろう。

共演させなければ、また排除された!と騒がれてしまうからだ。

テレビ朝日がジャニー喜多川の性加害問題に後ろ向きなのは、色んなテレ朝の歴史を見ていると、想像がつく。

ここ20年のテレビ朝日は視聴率をコンスタントにとれる有力なテレビ局だが、1990年代のテレ朝は「振り向けばテレ東」が定位置のようなものだ。

テレ朝がここまでになったのは大人気の深夜番組を積極的にゴールデンに「降格」もとい昇格させて、視聴率を獲得するノウハウを得た結果である。

90年代のテレビ朝日において輝きを放たせてもらったジャニーズ事務所にムチを振るうのはきついのかもしれない。

ただ今のテレビ朝日は昔のテレビ朝日とは全く異なる状況となった。

完全に変わったことを示すように、ジャニーズ事務所に対しても厳しく迫っていいのではないだろうか。

これ以上の擁護はテレ朝の勢いにかなり水を差しかねないと思うのだが。


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