昔はちゃんとしていた人が陰謀論に巻き込まれ、意味の分からないことを書き始めるのを見ると、本当に残念としか言いようがない。
ただ、自分自身も何かがきっかけで同じようなことになるのではないかという不安もある。
陰謀論に巻き込まれる人は、自分は絶対に正しいという根拠のない自信を持つ人間だと思っている。
だから、絶対に正しいとか思わず、様々な意見に触れて思考することだけは忘れてはならない。
読売新聞の記事だが、自分に面白いことが書かれていた。
オウム真理教の事件で、高学歴の人たちが多数関与したことから、「頭が良いからこそ陰謀論にハマりやすい場合があるのかどうか」というのを踏まえて調べた学者さんがいる。
結論として出てきたのは、熟慮性が低い人、社会不安や不満が高い人ほど陰謀論にハマりやすいという結果だった。
熟慮にはよく考えるという意味がある。
熟慮性を調べる設問にはこんなものがあった。
調査はインターネットで参加を募った1400人を対象に2022年10月30日に行い、有効だった937人の回答を基に分析した。質問項目は100問あり、陰謀にまつわる質問のほか、「バットとボールは合わせて1100円。バットはボールより1000円高い。ではボールはいくらでしょう?」といった「熟慮(=よく考える)性」を試される質問、社会への不満を聞くものや収入や学歴まで多岐にわたる。
引用元:読売新聞
熟慮性の質問に皆さんは見覚えはないだろうか。
MEGUMIがまさにこの鉛筆ノート問題に挑み、間違えていた。
このことがTwitterを賑わして騒動になった。
ちなみにMEGUMIの件は2020年10月、3年前の放送である。
なんで3年前のことがいまさら?という話だが、あれに引っかかる人は熟慮性が低く、陰謀論にハマりやすいということになる。
しっかりと考えず、ひらめきで判断する生活を続けるのは熟慮性が低くなりやすいということだろう。
最近ひろゆきなど、普通に考えれば怪しくないですか?みたいな人をテレビなどが起用し、メディアが面白がるのはなぜかと考えたが、ある仮説が思いついた。
起用する側、プロデューサーやディレクター、ADなどが熟慮せずひらめきで決めているのではないかというものだ。
面白そう!使おう!ここにおそらくだが、熟慮は感じられない。
だって面白そうなんだもん!おもろそうやん!そんな具合に起用してそうなイメージである。
街録チャンネルの三谷三四郎から繰り出されるテレビディレクター時代の話を見聞きする限り、熟慮性が試される現場ではなさそうだ。
三谷三四郎は何に詳しいかと言われれば、実は何にも詳しくない。
テレビ業界に志望した動機も弱く、お笑い好きだったものの面接段階でめちゃイケの演出の片岡飛鳥を知らなかったという。
だからけしからん!というのではなく、テレビで残る人はそんな人ばかりなのだろうと思う。
ジャニーズの件で人権どうこう叫ばれるが、誰が言ってんねん!という話ではないだろうか。
ジャニーズを擁護したい方は、仮に人権の件でメディアが叩いてきたら、「あなたたちメディアだってADなどへの対応は人権的に許されるんですか?」と返したらいいと思う。
バカッターなどもそうだが、考えたらわかるだろうに…というケースがよくある。
なぜ考えられないかというのは、結局考える機会が少ない、考えることより反射神経が問われる機会が多いからというのがあるのかもしれない。
もちろんすべてがそうとは言わないが。
あと、MEGUMIからすればいい迷惑である。
個人的にはMEGUMIが小池栄子や佐藤江梨子とセットで売り出された時代から知ってるので、あの年齢で若さをキープし、むしろ上品さがあるのがすごいと思う。
熟慮性が低くても何ら問題はありませんとフォローだけはしておきたい。
中学時代に父親が買ってきた週刊文春にMEGUMIが出ていて、確か金色の水着だったと思うが、それを着てたのを見た時の興奮。
こんなどうでもいい、気持ち悪さがある文章を書いてしまうお前が一番熟慮性がないというオチでどうだろうか。