競馬とボート、パチンコパチスロをダラダラやる男のブログ

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CS廃止と消費税減税の話は感情的になる限り一生うまくいかない


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阪神もオリックスも今年は圧倒的な強さ、というよりかは、2位以下のチームが自滅する形で大差がついた。

自滅と表現するのは、途中まではどちらも大混戦だったからだ。

横浜もそうだが、自分たちで勝手にコケていった中、阪神とオリックスはコケなかった。

広島や横浜、ロッテやソフトバンクは途中で盛大にコケたが、クライマックスシリーズはわからない。

先にコケた分、阪神とオリックスが盛大にコケる可能性は十分にある。

news.yahoo.co.jp

別に解説者を引退しなくていいんじゃないかとは思うし、そもそもそういう人なのだから。

達川光男を支持するのはビール片手に適当に見てるおじさんぐらいだろう。

その人たちに向けて適当なことを言う分には害毒はない。

それに野球の解説なんぞ、誰だってそんなもんである。

 

クライマックスシリーズなんかやめた方がいいという話は下剋上がある度に出てくる。

しかし、そのCS廃止論を唱えることは消費税減税を掲げて青筋を立てる人らのやっていることとほぼ変わらない。

なぜかと言えば、クライマックスシリーズで球団が儲かっているからだ。

横浜は最終戦で負けて本拠地でのクライマックスシリーズ開催をフイにしたが、6億円をパーにしたと言われる。

最低2試合超満員、クライマックスシリーズ限定グッズは飛ぶように売れるわけだから、2位より3位の方が縁起がいいとしても、球団としては2位の方がいい。

1位チームはこれが最大6試合もある。

消費税がなぜ減税されないかといえば、混乱もあるだろうが、やはり税収にある。

消費税の税収は現在23兆円ほど、1%あたり2兆円を超えている。

仮に消費税を5%にすれば、これが半減され、10兆円以上を失うことになる。

減税をすればよりお金を自由に使えるから景気が刺激される、もしくは低所得者ほど恩恵を受けやすいなど色々言われている。

しかし、財務省としては増税は勲章であっても、減税はそう思われない。

財務省としては財源こそが権力であり、その権力のおかげで他の省庁などに強気でいられる。

権力を持つ人間がわざわざそんなことで権力を弱めることはしないだろう。

球団が減収になるようなことをわざわざやるか?という話である。

営利企業がわざわざ減収になる施策をやるというのは普通あり得ないことだ。

クライマックスシリーズがあるから最終戦まで緊迫感を保てて、観客数は安定した。

これが全く関係のない試合だったらどうだろうか。

まだ優勝チームはいいだろうが、5位と6位の対戦なんか悲惨である。

消化試合を少なくする意味合いがあるわけで、それに代わる対案は恐らくないだろう。

じゃあ1リーグにして上位4チームでやるか?と提案したところで、それこそ殴り合いのケンカになる。

ナベツネが当時提唱していた1リーグ制を追随することになれば、2004年のストライキはなんだったのかとなる。

 

消費税減税の話もそうで、どうも減税を主張する人たちは異なる意見と折り合いをつける術を一切持たない。

人格否定も上等と言わんばかりに異なる意見を持つ人をボロカスに叩く。

それで、消費税減税どうこうに興味関心を持ってこなかった人が振り向くだろうか。

消費税減税をダシにして学生運動的な暴れ方をしたいのかなと思う人は思うだろうし、学生運動すら知らない人は、なんだか怖いと思うだけだろう。

こうすれば税収は上がるという、現実的な話をしない限り、どうにかして人を傷つけたい人物たちがただただ正論という名の暴力を振りかざしたいだけの状況しか生まない。

それはクライマックスシリーズ廃止論とも通ずる。

対案はなく、それはおたくらで考えろ、とにかく嫌なんだの一点張り。

こんな生産性がなく、つまらないことはない。

俺はそう思っただけで水掛け論になってしまうと、武力的な解決でしかどうにもならない。

人間を捨て動物としてぶつかり合うことを望んでいる奇人変人であると自分はみなす。

例えば、3つの地区を作って4球団ずつにして、各地区1位とワイルドカード1チーム、各地区1位の勝率が一番高いチームとワイルドカードが対戦する形にするなど、色々やれることはある。

そういう提案をしてみろと思うのだが、不思議とCS廃止論を唱える人はこれが出てこない。

プレーオフ的なものは一切廃止しろということなのだろうか。

それが成立するのはヨーロッパサッカーぐらいなものだ。

日本においてスポーツの考え方は全体的に成熟していない。

ゆえに指導者の暴力だのなんだのが今でも起き、それが愛のムチだといまだに思われている。

ストロングスタイルで運営すれば簡単に衰退していくだろう。

その発想力がない人間がCS廃止論を語り、面白みが全くない意見しか言わなくなる。

CS廃止論を語るもしくは消費税減税を語るのであれば、想像力を働かせ、かつ現実的な対案を出すべきだろう。

そこから折り合いをつけていけばいいだけである。

赤ちゃんレベルから、異なる意見を持つ相手と折り合いをつけながら解決を図るという教育をしなければならない。

年齢を重ね、人生の折り返し地点を過ぎてからこんなことをやっているようでは若い人は誰も相手にしない。

給付付き税額控除の可能性など色々話し合えばいいように思う。

それも考えずに、減税しろ、減税しろ、それで解決すれば苦労はないのだが。


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