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試合中、選手たちにブーイングをした西武ファンたちに強く言いたいこと


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news.yahoo.co.jp

Jリーグだと応援のボイコットなどはあるし、メジャーリーグでは逆ボイコットというのもある。

負け続きで、良化の兆しが見えないためにファンが抗議する、これが基本であり、西武ライオンズのファンたちも腹立たしい気持ちだったのだろう。

その気持ちはよく分かる。

横浜ベイスターズ時代からかれこれ30年近くファンを続け、そのほとんどは暗黒時代だった。

3年連続90敗以上、5年連続勝率3割のチーム、今の西武ライオンズの方がまだ可愛く思える。

この時の経験から言えることをいくつかご紹介したい。

 

まず、選手たちにブーイングを飛ばすとどんな未来が待っているかをよく考えてほしい。

選手がファンを敵視する可能性である。

以前、横浜に吉村裕基という選手がいたが、3年連続90敗以上、5年連続勝率3割の時期、ファンのヘイトを最も浴びた選手と言っても過言ではない。

ホームランの魅力に取りつかれるのはいいが、三振は多い、ゲッツーも多い、挙句弱いでは戦犯扱いされてしまう。

吉村裕基はライトを守っていたが、ミスも多く、ついには辛辣なヤジを浴びるようになった。

そして、吉村裕基は横浜ファン、特にライトスタンドのファンを敵視し、サインボールを内野席に投げ込み、外野に投げ込まないということも。

せっかくのお立ち台でも皮肉めいたことを言うなど、関係性は最悪に。

ソフトバンクに移籍してもパッとしないまま、34歳で戦力外となる。

本人の問題もあるが、やはり味方から攻撃される辛さは相当なものだろう。

西武ライオンズはただでさえFAなどで流出しやすいチームである。

一度敵視の状態に入ると、そう簡単には歩み寄らなくなる。

決してロクなことにならないことを強く言っておきたい。

 

山川穂高は恐らく西武ライオンズを戦力外にされるだろう。

育成契約からやり直しという手を打てればいいが、甘い!と世間に一喝され、コンプライアンス至上主義の上層部の皆さんが許さない。

働け!と金子侑司にヤジを飛ばすのであれば山川穂高に飛ばした方がより強いメッセージになる。

ずっと西武ライオンズでやりたいと言っている金子侑司に、働け!とヤジを飛ばすのはどうだろうか。

もちろん1億円プレイヤーの働きをしていないから、強い言葉で鼓舞したくなる気持ちは非常に分かる。

しかし、今後コーチなど色々な形で球団に携わる可能性もあるわけで、後先を考えてヤジは飛ばした方がいい。

他球団のファンが口出しすることではないが、15年間連続勝率5割未満のチームを応援していると、ダメなチームの傾向が色々見えてきてしまう。

baseballking.jp

確率的にはリーグ優勝、日本一をしそうではない時に起こりやすいことが何となくわかる。

 

最下位に慣れていないというのもあるのだろう。

ただ松井稼頭央政権初年度なのだから、致命的なアクシデントもあったことも考慮すればいいし、そもそも半分以上試合を残している。

昨年の阪神もあんな致命的な出遅れから3位に入り、横浜を倒して日本シリーズの一歩手前まで行った。

まだまだ焦る時期ではない。

 

もう1つ気を付けた方がいいのはファン同士でいがみ合うことだ。

今回のブーイングもファンが一致団結して行った感じではない。

今の西武ライオンズに腹立たしいファンは大多数だろうが、選手にブーイングを飛ばすこと自体に嫌悪感を持つファンも絶対にいる。

ファン同士がいがみ合うのは最悪である。

応援の仕方に対してケチをつけあったら、いずれ殴り合いになるだろう。

物理的な殴り合いもあるかもしれないし、精神的な殴り合いもなかなかきつい。

そうなったら修復はできないし、イメージはなかなか回復しない。

 

個人的には、責任が取れるならヤジを飛ばしたって一向に構わないし、何かしらのペナルティを受けてでも「愛のムチ」を振るいたいのであれば選手が乗るバスに生卵をぶつけたって別にいいと思う。

もしくはサッカーチームのファンのように、試合後も球場に居座り、社長出てこい!オーナー説明せんかい!と直接的な行動に出たって、色んな犠牲を払えるのならやってもいいのではないかと思う。

すべては自分が責任を果たせるならばやればいい。

しかし、責任を果たしてまでヤジを飛ばすメリットは何だろうか。

無責任だからヤジは気持ちいいのであって、責任を被る可能性がある場面でのヤジは相当ストレスである。

そもそも誰に目をつけられ、誰に危害を加えられるか分からない時代において、ヤジを飛ばすのは危険だ。

あと、人間関係を壊してまでやることでもない。

 

西武ファンの方も非常に苦しいと思うが、まだまだ先は長い。

交流戦でも平良にとことんやられるなど、先発投手がしっかりしているのを実感できた。

横浜は運良く勝ち越せたが、3タテを食らっても何ら不思議ではなかった。

パリーグを見る限り、どこも苦しそうだ。

序盤中盤で苦しむより、終盤で苦しい方がよほど堪える。

ここを持ちこたえれば、まだまだわからない。

なぜこんな記事を書いたか、それは横浜の交流戦優勝がかかっているので、ぜひとも西武に頑張ってほしいからだ。

まぁ結局どこのファンも自分さえ良ければいいのだ。

こんなオチでいいだろうか。


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