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ベイスターズに足りないのは選手層か監督の力量かフロントの本気か


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散々立浪監督のことを書いてきたので、今回は横浜DeNAベイスターズの三浦大輔監督のことを批判的に書いてみたい。

三浦監督は昨年オフに複数年契約を結び、少なくとも今年で契約を打ち切られる可能性は低いのだが、個人的には打ち切った方が次につながるような気がしている。

決して感情的なものではなく、そう感じる要因がいくつかあるが、最大の要因は投手系の采配の問題。

7月15日の試合で再び打たれ、山﨑康晃は守護神を剥奪されてしまった。

1点リードで迎え、カープの坂倉にホームランを打たれ、後続に2ベースを打たれ、そこで三浦監督の堪忍袋の緒が切れたのか、山﨑康晃を降ろし、エスコバーを登板させた。

結果的にこのエスコバーがピリッとせず、逆転負けを許した。

ちなみにエスコバーも今シーズンはピリッとしていない。

同じ負けるにしても、山﨑康晃を続投させて逆転を許したのならわかるが、わざわざ降ろして負けるのは、ダメージをより大きくさせるものではないだろうか。

ブルペンの準備はできていたのかという疑問もある。

交流戦こそ優勝したが、6月19日の最終戦の継投も個人的には疑問が多かった。

攻めの継投なのは別に構わないが、10回に入った時点で残っていたのは山﨑康晃と坂本裕哉の2人だけ。

どちらかが回またぎをしなければならない。

結果的に山﨑康晃がホームランを打たれて負けたが、ある種ファインプレーである。

1点差負けなら得失点差で横浜の優勝が限りなく近づき、守護神が2イニングを頑張って投げたとして、12回に坂本が登板して大量失点する可能性は十分にあった。

また12回に坂本が危険球退場になったらどうするつもりだったのか。

野手もバンバン使っており、残っていたのは戸柱や森ぐらいで、戸柱に投げてもらう腹積もりだったのかもしれない。

そもそも中継ぎ待機で、少し前にも投げさせていた上茶谷を先発させたこともどうだったか。

ブルペンデーにしては、ドタバタが目立ったように思う。

監督3年目、まして投手出身監督としてこの程度なのかと感じた。

もう1年やって覚醒するとは個人的には思えない。

 

監督は2年か3年でおおよその力量が分かる。

新庄監督のようにまだ期待感があれば3年目もいいだろうが、立浪監督のように2年でだいぶアレな感じだと期待されなくなる。

いつぞやの楽天のように1年で見限るのは正気の沙汰ではないが、2年で見限るのは全然アリだと思う。

まだまだ伸びそうだと思ったら3年目を託するのが理想的で、契約内容として2年プラス3年目はオプションにして、できれば球団がイニシアチブを握るのがいい。

これなら2年で見限ることができるし、3年目を託すかどうかという目で2年目も見られる。

長く監督をしていればいいってものではないのは、日ハムのファンの方が分かっているはずである。

三浦監督が2年+3年目オプションであれば、3年目に契約を勝ち取っていた可能性は高い。

単年契約でよかったと思うが、横浜の球団フロントはなぜか複数年契約を結んだ。

生え抜き監督でリーグ優勝をするという欲望に負けたのだろう。

負け慣れた球団に、本来そんな余裕は存在しない。

どんな手を使ってでも優勝して、余裕をかませばいい。

三浦監督だけが悪いのではなく、早い話が選手もフロントも責任がある。

 

選手に関する責任としては、もう何年も同じような状況が続いていること。

山﨑康晃は肝心の場面で打たれてきたし、クローザー剥奪どうこうの話は今回が初めてではない。

前回絶不調だった時はお母さんが大変な状況であり、致し方ない部分もあったし、今回も何かあるかもしれないので現状は何も言えないが、少なくとも以前にもあった状態である。

そして、逆転を許した後の攻撃で横浜の攻撃陣がとにかく沈黙する。

落合監督時代の中日ドラゴンズ、守護神の岩瀬がたまに打たれても、そのウラに味方がサヨナラ勝ちをする機会もそれなりにあった。

優勝するチームは逆転を許しても沈黙はしない。

その点が今の横浜に足りない部分だろうし、補うだけの戦力もない。

 

それでも貯金を複数抱えているのは春先が神がかっていたからで、その貯金のおかげである。

何より関根大気が今まで見たことがないくらいの活躍を見せた。

その関根が沈黙してしまい、横浜の勢いも止まった。

そして、代わりの選手が全くと言っていいほど出てこない。

うかうかしていたら二軍にすぐ飛ばされるという危機感に全くつながらない。

しかも、この状況もまた既視感がある。

横浜の戦力は充実していると言われているが、何を見てそう思うのか常に疑問だった。

とにかく足りない。

選手層もそうだが、首脳陣もフロントも何かと。

幸い今はセリーグが、どこも苦しみながら首位争いをするレベルの大混戦だ。

横浜のような状況でも秋には躍進して優勝する可能性はある。

こんなしょうもない記事を書き、後悔することだってあり得る。

しかし、ファームから新顔が出てこない、同じ名前で何年もやらざるを得ない、采配もさほどパッとしない状況では、ポストシーズンでまたやられるのではないかとすら思う。

リーグ優勝しても三度阪神に下克上を食らう可能性もあるだろう。

裏を返せば、横浜が常勝球団になるのはきっかけ1つのところまで来ている。

生え抜き路線の見直しで経験に長けた監督を連れてくるのも1つの手である。

今の首脳陣でそのきっかけを作り出せないのならば、三浦監督含めてガラッと変えることも視野に入れるべきだろう。

どんな形であれ優勝しなければ何の意味もない。

優勝しない程度に勝って、球場を埋めてくれればそれでいいとフロントが思っているならこれで十二分だろうが、日本一を目指すならば、あともう1つの変化が必要だ。

少なくともバウアーをもってしても横浜はあまり変わっていないようだ。


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