横浜ファンだが、相手チームの大型連敗を止める傾向にあるので、開幕9連敗でストップするから安心してほしいと阪神ファンには言いたい。
下手すれば3タテまであるから、もう少しチームを信頼してあげて欲しいと自分は思う。
お前こそ信じてやれよという話かもしれないが、あの広島も中日に3タテされた。
どうも今シーズンは展開が読めないので、9連敗スタートでも悲観すべきではないだろう。
最初に阪神に対してのフォローをしたが、結局この9連敗は監督の責任である。
まず7連敗の時、矢野監督は懲罰交代をやってしまった。
気を感じないから懲罰交代した結果、翌日からあからさまなプレーが増えていく。
その結果、開幕9連敗なのだから、懲罰交代が何の意味もないことがわかる。
そもそも監督に気を感じない。
ホームランなどでみんなで追い上げようという時、喜ぼうとする気すらない。
監督こそが懲罰交代されるべき態度ではないだろうか。
もちろん大型連敗をしていると、どうしても気分が滅入るようになるのは誰だって同じである。
しかしながら、なんとか勝とうと選手が頑張る中、首脳陣から気が抜けていれば、それでは選手も疑問に思うだろう。
監督が諦めてどうするのか!とヘッドコーチなどが言うべきであろう。
この時代、監督の姿勢はSNSを通じて拡散されていく。
監督だけが頑張っているのに、選手たちはなんだ!という雰囲気があれば、自然と広がっていく。
ところが、現状は監督の気の抜けた態度だけが広がり、監督が涙目になっている画像も出回っている。
どうせ辞めるのだから先に辞めるか後に辞めるかの違いではないだろうか。
横浜ファンがごちゃごちゃ言うな!という話だろうが、横浜ファンだからこそ言える話である。
横浜は21世紀で現状最弱のチームである。
とにかく負けに負け、レガシーも何も現状では残せていない。
3年で優勝、5年で日本一を目指す、この言葉は2011年に言っていた。
楽天は9シーズン目で優勝と日本一を達成した。
横浜は11シーズン目、いまだに優勝も日本一もない。
懲罰交代が意味をなさないことは横浜を見れば明らかである。
宮﨑敏郎は中畑清によって野球人生を絶たれそうになったが、ラミレスが救い出した。
中畑清がDeNAを築き上げたというが、そのレガシーはどこにあるだろうか。
佐野恵太や宮﨑敏郎はラミレスの抜擢によって成長した。
牧秀悟は三浦監督が起用し続けた結果、欠かすことのできない選手になっている。
どうにも矢野監督は中畑清とダブって見える。
中畑清から絶好調を奪ったら、ただの野球バカである。
しかも、権力に護られ、権力の威光があり、権力に忠実な状況でないと中畑清は活きないタイプだ。
それは宮本慎也であったり、デーブ大久保であったり、いわゆる口が達者系な人間の特徴である。
YouTubeで活躍できる解説者は一様にヘッドコーチタイプであり、監督ではない。
むしろ監督にさせると、優勝を遠ざける疫病神的な存在になる。
阪神は金本監督、矢野監督とヘッドコーチタイプが続いてしまった。
阪神はもっと強いチームであると思うし、17年も優勝から遠ざかるチームではない。
星野仙一監督が阪神の監督になった時が今と同じ17年優勝から遠ざかっていたチームだった。
横浜ほどではないが、阪神にも暗黒時代があり、人気も落ちていた。
前回の17年のブランクに比べれば、阪神に暗黒時代はなく、むしろ希望の方が多い。
ただ、Vやねん、あかん優勝してまう、予祝などことごとくフラグを立て、優勝や勝ち星を遠ざけてしまう。
この間、何回も優勝のチャンスが目の前まで迫っていた。
勝てる時に勝てないから9連敗し、優勝できる時にできないから17年ものブランクが空く。
日本一に至っては37年間遠ざかり、広島は38年になった。
横浜は38年ぶりの日本一を達成しており、広島と阪神はこの領域に到達した。
広島は3回チャンスがあり、1度は日ハムに敗れ、1度は横浜にやられ、最後は最強のソフトバンクに完敗。
その点、ヤクルトはワンチャンスを活かし、日本一を達成する。
勝てる時に勝つ、点がとれる時にとる、優勝できる時にする。
それができるチームが強いチームである。
阪神には有望な若手がめちゃくちゃ多く、常勝球団になるポテンシャルがある。
そのためには、地味でもいいので、野球を理解し、勝負に強い人物を監督に据えるべきだろう。
矢野監督はYouTuberとして阪神を応援すればいいと思う。