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藤岡康太騎手の殉職について思うこと


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前回、中央で騎手の殉職事故が起きたのが20年前。

竹本貴志騎手、15戦1勝という成績まで今でもはっきりと覚えている。

その時期、競馬雑誌を買い始めて自分の中では相当競馬熱が高かった頃である。

だからこそ、落馬事故で亡くなることに対する衝撃が強かった。

ボートレースなどでも殉職はあるし、その都度、衝撃は受ける。

殉職に対して慣れることは絶対にない。

しかし、竹本貴志騎手の殉職が正直一番衝撃的だった。

 

藤岡康太騎手が殉職したという話の直前に、曙が亡くなったニュースを耳にした。

曙は自分が相撲を見始めて最初に認識した横綱の1人で、もう1人が貴乃花だった。

曙は横への変化に弱いが、縦への攻撃には強いイメージだった。

世間は格闘技のKOシーンなどを思い浮かべるかもしれないが、自分は横綱曙としての姿を思い浮かべる。

一方で曙はあまり芳しくない状態が続いていたし、とにかく角界を去ってからは色んな苦労があったように思う。

そうか…と思いつつ、体が悪かったもんなぁという感想を抱いたその直後の、藤岡康太騎手の訃報だった。

ボートレースの場合は死亡事故があるとそのレースはリプレイでも見れなくなる。

ゆえにどんな事故だったかを見ることは公式にはできないし、配信も非公開になる。

中央競馬だと、少なくともこれを書いている時にはレース映像や裁決パトロールを見られた。

裁決レポートとしては、藤岡康太騎手に過怠金10万円が発生している。

そして後続の馬たちに被害を与えたという形となった。

実際見ると、確かに前の馬にぶつかって躓いて落ちた感じになっていたが、本当に運が悪かった。

直後にいた馬は避けようがない。

たとえベテランだったとしても、避けるのは難しかった。

そこにはルーキーもいれば2年目の若手もいた。

かなり辛い思いをするだろうし、相当なトラウマになっている可能性は十分ある。

それでも、この2人の騎手は今週もフル回転だった。

元々決まっていたというのはあるにしても、かなりきつい出来事。

気にするなと言ったって気にするのが普通である。

 

今週は中山グランドジャンプがある。

ちょうど1年前、血圧200などの状況にあり、死を覚悟していた。

当然中山グランドジャンプに行っている場合ではないと断念し、結果的には糖尿病や高血圧と診断される。

今では半年以上糖尿病のラインを大幅に下回り、血圧も正常となり、医者から「あの数値は何だったんでしょうね」と言われるまでになった。

毎年中山グランドジャンプと中山大障害は絶対に見に行くので、当然今年もそのつもりだった。

記帳台などが用意されれば、自分は記帳するつもりである。

そして、全人馬の無事を祈りたい。

こうした祈りを「綺麗事」と言わんばかりにバカにする人が見受けられるが、相当強い怒りに襲われて麻痺していないかという話である。

自暴自棄が過ぎるし、被害者意識の権化のようになっている。

これ以上こんな悲劇は見たくない。

普通の感覚であれば、そういう気持ちになるのが当然であり、人に良く見られたいからそうするなんて発想はない。

自分も相当天邪鬼で、その発想こそ否定しないが、人の生死にかかわることでは天邪鬼にはならない。

藤岡康太騎手に関する思い出はまた別の機会に改めて。

中山競馬場でお別れの機会が用意されるのであれば、しっかりとお別れをしてきたい。


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