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競馬やボート、パチンコパチスロの話題を中心に、賭け方をよりスマートにしながら、試行錯誤を繰り広げているブログです。


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オジュウチョウサンの個人的なベストレースをまとめてみた!


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オジュウチョウサン、障害の歴史上最強の馬ではないでしょうか。

中山グランドジャンプ中山大障害オジュウチョウサンの強いところを散々見てきました。

思い入れのある馬、記憶に残る名馬を挙げろと言われれば、オジュウチョウサンを挙げます。

そんな自分ですが、非常に絞るのが難しい中で5つに絞ってみました。

 

第5位 2018年南武特別

 

えっ?いきなり平地?と驚かれた方もいるでしょう、このレースで、有馬記念でやれても不思議ではないと思いました。

その根拠は勝ちタイムです。

この時の勝ちタイム、2分25秒0は、レースレコードタイ。

実は意外と歴史が深く、芝2400メートルの2勝クラスとして1986年から存在します。

そして面白いことに2分25秒0はオジュウチョウサンを含め4頭の馬がマークしています。

オジュウチョウサンよりも前に記録していたのがホットシークレットエキストラエンド

エキストラエンド京都金杯ホットシークレットステイヤーズステークス2勝など重賞ウイナーです。

だからこそ、オジュウチョウサンには重賞で勝ち負けの実力があるとこの時確信しました。

ちなみに、そのレースまでは、平地で走るか!と全く信じていませんでしたが。

 

第4位 2016年東京ハイジャンプ

 

この年の中山グランドジャンプオジュウチョウサンが初めて勝ちましたが、当然ながらまさかここから5連覇するとは思いません。

勝ち方そのものもそこまでではなく、手薄なメンツなら来てもおかしくないかぐらいの感覚でしかなかったです。

その認識を大きく変えたのが2016年の東京ハイジャンプでした。

1頭落馬し、最後の直線で、オジュウチョウサンは何度か空馬に妨害されます。

石神騎手も必死にハンドリングし、不利を受けながらもなんとか飛越し、進路をとろうとします。

その不利をもろともせず、結果的にはなんとか差し切って勝利。

この時に、オジュウチョウサンは強いという認識を得ました。

 

第3位 2019年中山グランドジャンプ

 

有馬記念で負け、武豊騎手へのオーナーの言葉が辛辣だったことで、オジュウチョウサンに対する熱が少し冷めた感じがしました。

ダビスタで指示する感覚でしか、自分はわかりませんが、個人馬主ならではだと思います。

だから、たとえ辛辣になったとしても、個人馬主の数少ないチャンスと考えれば、致し方ないと今でも考えます。

 

さて、2019年、この年もオジュウチョウサンは強さを見せました。

1頭1頭がオジュウチョウサンを倒すぞという乗り方で、1頭1頭が向かっていく感じ。

その都度、オジュウチョウサンが相手をねじ伏せ、相当パワーを使ったはずです。

オジュウチョウサンがすごいのは、色んな強さを持ち合わせている部分です。

レコード勝ちの強さもあれば、他馬をねじ伏せる強さもあります。

そして、道悪でも苦にしない強さ、どんな状況でも勝てるわけです。

だからこの年はタイムこそ前年に及びませんでしたが、すごく印象に残りました。

森一馬騎手みたいに着狙いをするのが、対オジュウチョウサンを考えれば常識的な騎乗です。

それでも勝ちに行くぞという気概を見せない限り、競馬は盛り上がりませんし、あえてオジュウチョウサンを買わずに勝負に出た人への誠意にもなりません。

森一馬騎手が悪いわけではなく、障害騎手にそういった騎手が多いように思います。

年に2回しかない大舞台、そりゃ誰だって勝ちたいです。

そうしたチャレンジャーに敬意を払いつつ、1頭ずつ倒すオジュウチョウサン

かっこいいですね。

 

第2位 2018年中山グランドジャンプ

 

前年の中山大障害の衝撃があり、当然ながら人気はダントツ。

そして、アップトゥデイトがリベンジを果たすか、そんなムードが漂っていました。

主戦だった林満明騎手はこの年引退するので、ここがラストチャンス。

そんなこともあって、アップトゥデイトがここでも逃げを打ち、場内は大変な盛り上がりを見せます。

ハラハラドキドキだった数か月前と違い、今回は4コーナーで早々に捕まえ、あとは1人旅。

結構速いペースで逃げていたこともあり、結局このレースも衝撃的なレコード。

2着のアップトゥデイトに大差、3秒6もレコードを更新しました。

ちなみにアップトゥデイトも、自らが持っていたレコードを破っています。

2頭とも最大限に力を発揮しました。

 

アップトゥデイトに関しては本来なら勝っていたであろう中山大障害、落馬でキャリアを終えます。

個人的には色々と反省するレースだったのですが、それはまたいずれ。

 

第1位 2017年中山大障害

 

子供の時に競馬を知り、馬券を買うようになって10数年になります。

競馬を見て感動することはあっても、涙をするところまで自分は競馬と接することができませんでした。

馬券がメインなので、最強馬は徹底的に嫌いますし、名馬がどこかでやられるのを期待しています。

オジュウチョウサンの馬券を、これだけレースを見て愛着を持ちながら1円も買っていません。

厳密にいえば、馬連のヒモで買うことはありますが、軸では全く買わないです。

自分が買ったら負けるのではないか、買って負けたら後悔すると強く思います。

だからこそ、馬券とは別のところで、オジュウチョウサンを素直に見れたのかもしれません。

 

2017年中山大障害アップトゥデイトが一世一代の大逃げを打ちます。

正直な話、暴走かなと思っていて、どこかで捕まるぞぐらいに見ていましたが、これがどうも様子がおかしい。

捕まらんぞ!というくらい軽快に逃げ、全然タレる様子もない。

そんな中、オジュウチョウサンはただ1頭、アップトゥデイトを追いかけます。

この年実況したラジオNIKKEIの山本直アナの「前王者か!現王者か!」のあの名フレーズ。

2001年の香港ヴァーズステイゴールドが、見た目的に絶望な距離を、最後の最後差し切ったあの感じ。

最後で2着、この馬らしいやと思った人を、いい意味で打ち砕いた最後の走り。

その父の魂が乗り移ったかのように、最後の最後で差し切る。

勝負に出たアップトゥデイト、堂々と受け止め、最後に勝ってみせたオジュウチョウサン

その姿に、これが伝説のレースなんだと、自分は思いました。

その瞬間、泣いてました。

あれを見ちゃうと、オジュウチョウサンのことが好きになるじゃんという感じです。

翌日の有馬記念がまぁ凡戦も凡戦で、それも自分の中で伝説感が増したレースとなりました。

 

他にもいいレースはたくさんあるんですが、ベスト5という形にさせていただきました。

個人的なモチベーションにつながりますので、星を投げていただけたら幸いでございます。

これにて失礼いたします。

 


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