よく馬券を外して、バカヤロー!と叫んだり、下手くそ!と喚いたりする方がいます。
当然自分に対してではなく、騎手に対して、バカヤローとか下手くそとか言うわけです。
しかし、それを見ていると、自分なんかは、「いやいや、騎手の力量をリスクヘッジしてまでが競馬だろ?」と思います。
自分の騎手に対する思いは結構ドライで、辛辣ですが、騎手に対しての文句をTwitterなどで言ったことがありません。
よく福永祐一騎手が言われてますが、ダービーを2勝し、あれだけの勝ち星を挙げてもボロカスに言われます。
実績があれだけあっても言う奴というのは、ネトウヨと同じ思考回路ではないかと思っています。
福永祐一は下手だ!という思い込みが激しく、それ以外の発想にならないわけです。
こんな状態だとラッキーパンチはあっても、負けは必然です。
いかに思い込みを捨てるか、これが競馬で勝つポイントになるからです。
前置きがかなり長くなりましたが、馬券を当てた時、外した時の思考回路をご紹介します。
馬券を当てた時ですが、よしよしよしよし!と口にしてると思います。
競馬場にいる時は、モニターで着順を確認し、オッズを見て、もう次のレースに。
それは36レースもやってると、1レースの当たりに感慨に浸る余裕なんかないからです。
パドックを見に行く、他場のオッズを確認する、新聞の調教欄を見るなど。
最近はストライド競馬新聞という、JRDBが発行している新聞を使っています。
5つの指標と前日、直前の展開予想、これを組み合わせて予想をしていますが、ストライド競馬新聞は最高です。
ステマじゃありませんが、競馬新聞を買って調教欄を見なくて済みます。
ストライド競馬新聞では、ストライダービジョンというものがあり、これもチェック必須です。
この話はまたいずれ。
当てた時は、自分の予想と判断が合っていたことを確かめつつ、努めて冷静にレースを振り返り、次へ向かいます。
外した時の思考回路ですが、騎手が下手だとキレることはまずないです。
予想の段階で、こいつは下手だ、やめようと評価を下げているので。
下手な騎手に期待するほど、愚かなことはありません。
外し方にもよりますが、全く相手にならないと、狙いすぎだったかとか、もう少し前だったなとか、こちらも冷静に判断します。
レースの展開を考え、それにふさわしいのはこの馬だろうと思って買ってるわけです。
外すとすれば展開を見誤る、想定したポジションにはいなかったなど色々。
人気馬を軽視しすぎた場合なんかは、そりゃそうだよなぁで終わらせます。
あとは流れを気にし、これまでの考え方ではダメなのかと振り返ります。
できるだけ修正を心掛け、時に大胆なこともします。
1つ1つ流れを確かめ、アジャストさせていく、外した時はこれをやってます。
まかり間違って、バカヤローとか下手くそとかヤジなんて飛ばせません。
そんなことを言ってる暇があるなら、修正作業、アジャストする作業に費やします。
これもいずれ書きますが、自分は競馬新聞をこれまで色々使い分けてきました。
10数年前の競馬ブックは関東の主場と関西の後半レース、第3場のメインだけ掲載。
まだ1馬時代の優馬は全レース載ってて、うわぁこんなにできるぞ!と思ったものです。
馬サブローと競馬エイトは、当たれば買い続け、ダメなら乗り換えるという間柄。
休刊になった競馬ニホンを買ってた時期もありました。
トータライザーという新聞は、一度は買ってみたいと眺めていたらいつの間にかなくなっていました。
東スポは、軽く競馬をやりたい時に買います。
ストライド競馬新聞が出てからは、もう買わないでしょうけどね。
これだけ試行錯誤し、データ派、調教派、展開予想派、またデータ派、色々経由しています。
最近はTAROさんがお書きになった騎手に関する本も買いました。
色々経て、スマートに、そんなに悩まずに、馬券を当てて、予想がうまくなりたいと思っています。
でも、知り合いの人がいると、ボヤキますけどね。