昨日やたらとアクセス数があり、えっ?と思ったらJBC関連の記事だった。
2023年は大井、2024年が佐賀、2025年、2026年は船橋か名古屋、再び2027年は大井という感じではないだろうか。
新装オープンをしたところでJBCをやる、ボートレースのSG開催的なものになってきた。
さて、今年のJBCデーを大井で見てきたが、結果からみれば気持ちいいくらいのボロ負けだった。
今思えば狙いすぎ、調教を過信しすぎなど色々反省点があるが、ことごとく狙いを外した。
買い方に柔軟性がなく、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるの精神で良かった日だったなと思った。
今年は競馬ビギナーの、高校時代の友人を連れて行ったが、友人は楽しそうに馬券を買っていた。
以前知り合いの女性を競馬場に連れていきホースケアの馬の馬券を買っていて、うわぁと思った思い出があったが、今回も金沢の馬を買っていて同じことを思った。
ただ他人が自分のお金で買ったものにケチをつけるのはあってはならないことである。
だから見てみぬふりをした。
そんな彼に、笹川翼は大井で10年、20年第一線を今後居続ける騎手だと説明した。
まだ20代であれだけ勝てれば誰だってそう思う。
そんなことを言ってるくせしてイグナイターを買ってない。
藤岡弟の馬を買っていた。
挙句、自分の後ろにいたカップルの男が、笹川君!そうだよ!いいよ!と言っていた。
イグナイターを買ってるし、彼女も楽しそうだし。
神様はなんでこうも不平等なんだろう!と勢いでTinderのアプリをダウンロードしていた。
まず朝から酒を飲むのはいけない。
これは大いなる反省点であり、いくら人といる時しか酒を飲まないとはいえ、これではダメだ。
友人も自分も、女性へのがっつきがほとんどなく、どちらも自由にプライベートを謳歌している。
友人に関してはいつでも結婚できそうで、自分なんかより数百段人間性に優れ、清潔感もある。
自分には、一生頭が上がらない人が数人いる。
その1人がこの日競馬場に一緒に行った彼である。
高校時代の3年間限られた人としか話をせず、普通なら同窓会へのお声なんぞかかるはずもない中、彼が意外と社交性があったために常に呼んでもらえた。
酒が入ると普通に話せるのもあり、大人になってから仲良くなった同級生は結構多い。
彼がいなかったらそれこそ弱者男性一直線の人生。
今も一直線ではあるが、角度をかなり緩めてくれた恩人である。
自分も今回痛感したが、人の運には流れがある。
武豊は天皇賞秋の日にドウデュースのオーナーの馬に蹴られ、天皇賞秋に出られないどころか、JBCもオーストラリアも行けなかった。
ノットゥルノを始め、好走した馬も多く、痛恨だっただろう。
オオバンブルマイもオーストラリアで1着5億円のレースで勝利。
岩田望来はJBCレディスクラシックに乗れず、JBCスプリントで落馬、土曜のレースは乗り替わりになった。
菱田裕二はアーテルアストレア、アイコンテーラーのお手馬だったが、ケガで離脱を余儀なくされた。
2頭とも結果を出すなど、流れはよくない。
でも、こういう流れは必ず底を打つし、同じような流れに入る。
だから、流れを自分で悪くするようなことをしてはいけない。
オリックスの中嶋監督が田嶋を7回で変えてしまって8回にビッグイニングを作ってしまったように。
だから、流れを悪くすることはしてはいけない。
自分でもわかっていながら、修正ができなかった。
取り返そうという気持ちが流れをより悪くさせたのかもしれない、それが反省である。
JBCデーはとにかく人が多く、とても鉄火場とは思えない雰囲気だった。
ふるさとコーナーもなくなる、予想屋もチラホラとしかいない、自分が地方競馬を見始めた2010年代初頭の姿とは明らかに違う。
2010年あたりが鉄火場の雰囲気が残る最後の時期だったのかもしれない。
その頃のJBCにも足を運ぶなどしたが、状況は変わっている。
以前にも書いたが、「水増し転入」だの「中学校の運動会」だのそんな時代はもう終わった。
ホースケアで交流重賞の枠を埋める時代でもなくなっている。
もうダート路線の改革がスタートし、中央と地方の垣根はかなり低くなった。
そんな時代に身を置けるのは幸せなことである。
最後に大井競馬に苦言を呈したいのだが、なぜ指定席エリアの売店は現金しか使えないのか。
出店でいくらでも電子決済できるところはたくさんあるのに。
細かなところかもしれないが、細部まで便利にした方が一見さんにはありがたい。
思っている以上に電子決済にシフトしている人は多いのだ。