前走クラス別
前走重賞組
・前走重賞組は過去10年で4勝。うちGⅠとGⅢが2勝ずつ。
・GⅢでは、共同通信杯と阪神開催時代のラジオNIKKEI2歳Sで1勝ずつ。ただ共同通信杯組はやや苦戦気味
・共同通信杯組は、2着以内が絶対条件。そのほかの重賞は3番人気以内もしくは3着以内。
・前走GⅠ組は朝日杯が優勢で、阪神への移行後も来ている。
・中山時代は朝日杯1着が絶対条件だったが、阪神移行後の朝日杯やホープフルステークス組の場合は3番人気以内かつ4着以内。
→該当馬はアライバル、ソリタリオのみ。ソリタリオもシンザン記念組でやや弱いか。サトノヘリオスは前走3番人気も大敗。
前走1勝クラス
・前走1勝クラスは6勝。コースや距離はバラバラであまり傾向はないが、ここ2年は中山2200メートルの水仙賞組が来ている。
・まず4着以内が最低限で、その中でもコンマ4秒負けまでにとどめておきたい。
・ちなみに新馬未勝利クラスはこの10年で1頭しか来ていないが、1秒以上の圧勝でないと厳しい。
→該当馬はアルナシーム、オウケンボルト。意外と少なかったが、最近のトレンドならオウケンボルトか。
穴馬からわかる傾向
・中山での勝利実績
→エンギダルマ、オウケンボルト、サノラキ
・2000メートルでの勝利実績
→エンギダルマ、オウケンボルト、サトノヘリオス
・オープン特別以上で3着以内
→アサヒ、アライバル、グランドライン、ソリタリオ、トーセンヴァンノ、ビーアストニッシド
・新馬勝ち
→アライバル、アルナシーム、ドーブネ
ちなみに過去10年3着以内に入った馬は4着以内だった馬。このフィルターをかけると、以下の通りとなる。
・中山での勝利実績
→エンギダルマ、オウケンボルト、サノラキ
・2000メートルでの勝利実績
→エンギダルマ、オウケンボルト
・オープン特別以上で3着以内
→アライバル、ソリタリオ、ビーアストニッシド
・新馬勝ち
→アライバル、アルナシーム
複数該当しているのはアライバル、エンギダルマ、オウケンボルト。
スプリングS2022最終的な見解
一発を狙いたいので、オウケンボルトを軸にしたい。
デムーロ騎手は出遅れが目立ち、一定の馬体重を下回ると出遅れやすい傾向にあるが、オウケンボルトに関してはなんとか先行できている。
実績馬が多く、目移りしがちだが、フィルターにかけてみると、意外や意外、結構狭めることができる。
アライバルは京成杯4着がどうだったか。
皐月賞を目指す中で、皐月賞でも軸になりそうだ!という馬に欠ける。
そんな状況だから、多少傾向から外れるが、エンギダルマも圏内に思える。
エンギダルマの新馬戦、負けた相手はオニャンコポンで、コンマ3秒負け。あまりにも単純な比較になるが、京成杯におけるアライバルとオニャンコポンの差より小さい。