「まいまろわーるど。」という人物を、ボートレースの公式配信で初めて知った。
言ってしまえばいかにもYouTuber系、TikTok系といったところ。
胸を強調してメイクで強調しておっさんホイホイをしているような動画が多い。
あとはパチンコなどの案件などもやっているそうで、コロナ禍ぐらいでボートレースを始めたと配信で聞いたことがある。
個人的には好きでも嫌いでもなく、ただただキャスティングの相手がいつも限定されており、この人も運がないなぁと思っていた。
そんな人物がボートレースびわこの公式配信「ボートレースコロシアム」で騒動を巻き起こした。
まず実際にやった行為をご紹介すると、的中スクショを捏造してそれをTwitterにアップした行為である。
なぜ的中スクショを捏造したのかか、本人曰く「買いそびれ」だったそうだ。
最終12レースは配信者にとってはオールインや勝ち分を全額突っ込むような戦いを強いられる。
特にボートレースコロシアムは何かしらの戦いが展開され、この時は一撃王や的中王などを争っていた。
まいまろわーるど。は、無事に大会が終わっていれば的中王濃厚だった。
部門別で1位になれば賞金がもらえ、的中王は10万円。
ただ一撃王になると20万円がもらえて、何冠でも獲得できるのでまいまろわーるど。もそこを狙いに、上限ギリギリまで賭けたはずだった。
しかし、買えていなかった。
自分はボートレースコロシアムを見ながらボートレースびわこのレースを買うようにしているので、ここ3年近く見ているが、残り5分で買い目を一斉に出す瞬間は多くの演者が慌てる。
これでは足りない、何を買えばいいか迷っている、いくら入れればいいか、色々な様子が垣間見える。
一番の要因は締め切り5分前に出すことだろう。
その後にオッズが一気に下がることがあるからだ。
少し前までこれだけの配当があったのに、締め切り後にガクンと落ちるケースは毎回のようにある。
配信の影響も少しはあるだろうが、それで痛い目を見た演者も多い。
だからギリギリまで買い目を考え、時に無理な絞り方をしてしまうこともある。
その際、ギリギリに買い目を出し、慌てて購入する演者も結構いた。
まいまろわーるど。は慌てている様子がなかった。
仮に「買いそびれ」だとしたら、買ったと思っていたらボタンを押していなくて買えていなかったということなのかもしれない。
余裕をもって買ったはずが買えていないというのは、ない話ではない。
しかし、色んな部門別があって収支王や一撃王を狙おうとする中、余裕をもって買うことははっきり言えばマイナスしかない。
乗ってくれる人もいるし、まいまろわーるど。が購入予定だった1-234-2345は人気が集まりやすい。
配信を見ていない人だってドカンと入れても不思議ではない。
なのに、慌てる様子がなく、しかも、9点、それでいて配分買い。
何の買い目にいくら入れたかも明らかにしていなかった。
ちなみに締め切り直後、一番入れたのが1-2-4で3万だと発言している。
配分買いをした人ならわかるだろうが、額面が大きいケースほどキリのいい数字にはならない。
ちなみに締め切り時点のオッズで配分買いをした場合、とても3万円にはならない。
自分もリアルタイムで見ていたが、コメント欄ではそのことを不審がる方がいたらしい。
こちらもアーカイブを振り返ってみると、複数の指摘が入っていた。
ボートレースコロシアムをよく見る視聴者は忌憚のない意見を言うし、厳しい時は厳しい。
よく見る視聴者にはとても怪しく映っていたということだ。
自分はもう1人の演者であるボート系YouTuberのシュガーが、上限を超えて勝負していたという疑惑が持ち上がり、その確認作業の方が気になったぐらいだ。
改めて映像を見ていると、とても買いそびれた人の慌て方ではない。
あと、スタジオは誰もまいまろわーるど。のことを疑っておらず、シュガーをただただいじる様子が展開されている。
そりゃそうだろう、まさか「買いそびれ」があったなんて思っていないのだから。
いくら買っていたのかをゴール前に聞かれた際、2万円買っていたと答えるもチャット欄からツッコミが入り、すぐに修正し、1万5000円だったことを伝えた。
ちなみに、ボートレースコロシアムでは射幸心を煽らないようにするという諸事情で、1コロ=100円で行っている。
なので、150コロ、200コロなどと本来は発言しているが、それではわかりにくいので、本来の円表記にした。
視聴者だってボートレースをやっているのだから、そんなにキリよく配分買いができるのだろうかという疑問は生じる。
まいまろわーるど。は本当は買っていないのではないか、いわゆる「エアー」の問題は以前から指摘されていたそうだ。
ボートレースにありがちなフライングがあった際、返還金額がすぐに出てこなかったことが発端となっているらしい。
改めて見ると、確かにすぐには返還金額は出てきていない。
本人曰く、それは購入していたと主張している。
そうなると、全レース買っていなかった可能性につながるが、もし本当にやっていたら衝撃だが、そこまでは思いたくない。
その後、まいまろわーるど。は自身のTwitterに的中スクショを載せた。
ただこの時の的中スクショを雑に作ってしまったがために、明らかな証拠として指摘を受けることになる。
そして、まいまろわーるど。は謝罪をするハメになった。
的中スクショを上げるのは有料で予想を売る業者がやるようなことで、普通は嫌われる。
嫌われるどころか、要注意人物として公式配信などには呼ばれない。
もう少しうまくやっていれば、的中王の10万円はもらえていたし、唐津などの公式配信も呼ばれていたはずである。
的中の多さは確かなことなのだから、「私はもうこれで十分です」と撤退してもよかっただろうに。
あの時、本当のところ、まいまろわーるど。は何を思っていたのだろうか。
ちなみに、途中降板はまいまろわーるど。が初めてではなく、YouTuberが途中降板している。
この途中降板に関しては運営側も説明していないが、シトとエドセポネのニューウェーブの生配信で、何かしらあったのだろうなと思わせるものを感じた。
まいまろわーるど。のことを盛んに気に入っていたのもまた、シトエドだった。
しかし、的中スクショを載せて何を守りたかったのか、自分にはわからない。
その気持ちがわかる人がYouTuberになれるのだろうか。