競馬とボート、パチンコパチスロをダラダラやる男のブログ

競馬やボート、パチンコパチスロの話題を中心に、賭け方をよりスマートにしながら、試行錯誤を繰り広げているブログです。


スポンサーリンク

アメリカで話題の反WOKEが日本で席巻する可能性を考える


スポンサーリンク

www.sankei.com

多様性のある時代は、様々な考え方があることを理解し、異なる意見を否定せず、学んでいく姿勢があってこそ成り立つと自分は思っている。

だから、日本において多様性は成り立つのかと考えた際、非常に難しいのではないかと現状は思わざるを得ない。

できる限り多数派でいようとする、同じ集団に属して排除されないようにする、村八分にならないようにする、これらの行為・スタンスは多様性からは距離を感じさせる。

もしも人口の少ない村において、多様性を前面に出したら村の運営はかなり大変なことになるだろう。

様々な考え方があることを村民のほぼすべてが理解し、異なる意見をほぼすべてが否定しないなどの状況がないと成立しない。

日本でどれだけ多様性などを叫んだところで、うざいとか押し付けだとかの抵抗はいつまでも消えず、むしろ多様性を否定したがる人が増えるのは致し方ない部分がある。

幸か不幸か、自分は意見が異なる人ばかりが周りにいるので、できる限り尊重しようとするスタンスはできる。

ただ、周りの人間は別に他人の意見を尊重しようする人間ばかりではなく、要はわがままな人間が集まっているようなものだ。

わがままな人間たちを受け止め続けることは限界がある。

 

アメリカは2024年の大統領選挙の動きが強まっている。

バイデン大統領があの年齢で色々危うさが見られ、トランプ前大統領があの年齢でもまだまだパワフルだと、主軸はどうしてもトランプ前大統領になる。

トランプ前大統領は相変わらずあんな感じなので、共和党候補者になるにはトランプ前大統領よりも保守色を強めないと厳しいと言える。

WOKEとは黒人が使ってきた英語用法の1つで、「目覚め」という意味があるそうだ。

ネットde真実ではないが、真実に「目覚めた」みたいな使い方である。

LGBTを始め、SDGs、地球温暖化など様々な活動に目覚めた状態をWOKEで示す。

このWOKEを真っ向から否定し、トランプ前大統領に勝とうとする候補者がチラホラといるようだ。

支持率で圧倒的支持を集めるトランプ前大統領を始め、支持率上位の候補者も反WOKEを唱える。

共和党の支持者たちはこうした反WOKEの動きを歓迎しているからこそ、今日はどの候補者がスカッとする反WOKEの主張をしてくれるのかと楽しみにしている。

バイデン大統領が今年で81歳、来年の大統領選挙で82歳、2期目の終わりが86歳となる。

トランプ前大統領が現在77歳と大して変わらないが、それにしたって、年齢のインパクトは大きい。

トランプ前大統領から離された2番手につけるフロリダ州のデサンティス知事は今年で45歳。

デサンティス知事が反WOKE以外に、年齢を始め、様々なカードを持ち、トランプ前大統領に勝てれば恐らく大統領選挙でも若さを武器に勝てそうなイメージだ。

民主党にとって幸いなのは、トランプ前大統領が決して勇気ある撤退をしないキャラであること。

加えて、2022年の中間選挙ではトランプ前大統領と対立しており、激しいバトルが展開されるだろう。

共和党のためなら自分は身を引くと言える人なら、よほどスキャンダルでも起きない限りはデサンティス知事で決まりそうだと素人目にはそう感じる。

 

さて、アメリカで反WOKEの動きが強まっているが、日本でも反WOKEが起きる可能性は十分に考えられる。

先ほども紹介した通り、日本人と多様性は非常に相性が悪く、SDGsやLGBTなどの動きに嫌悪感を覚える人は一定数いる。

横文字ばかり並べやがって!知ったかぶりするな!大して興味もないだろ!と公言する人は少ないが、心の中では思っている人は多いだろう。

その根拠は電通が2020年に行ったLGBTQ+調査。

dentsu-ho.com

LGBTに対するスタンスは大きく3つに分かれていると言っていい。

LGBTへの理解があり勉強もしている人、知識では知っているが身の回りにいない人、LGBTに対して批判的な人。

電通報の記事では6つに分けているが、おおむね3つに分けられる。

一番比重を占めているのは実はLGBTへの理解も勉強もしている人たちではなく、知識では知っているが身の回りにいないという人。

LGBTに該当する人が周りにいないので現実感を感じられないと表現することもできる。

話では聞くけど本当にLGBTの人っているの?という感じだろう。

「知識ある他人事層」という形容がなされているが、それが正しいように思う。

他人事に感じる人、性的少数者に理解がない人とグラデーションはあるが、この2つで多数派が形成される。

LGBTに限らず、生活保護など様々なケースに応用できるだろう。

いずれ自分もそうなるかもしれない、家族がカミングアウトするかもしれない、当事者になるかもしれないという想像はしておくべきだろう。

 

日本ではまだ反WOKEの動きは活発ではなく、ネット上に限定されているように思う。

それがネットを飛び出していく可能性は考えておくべきだろう。

教育されれば改善されるかと言えばそうも思えない。

教える側の先生がどれだけ実感を込めて教えられるだろうか。

いじめは良くないことでさえロクに説明できないのだから。

言わなくてもわかるだろうということが親も子どももわかっていないケースが色々見られている。

言わなくてもわかる、そんなものは常識だということすら、通用しない時代に突入しようとしているのだから、寛容とは正反対の動きを見せても全く不思議ではない。

100年、200年と時間をかけて変えていくしかないのではない。

そう簡単には人間の考え、思考の癖は矯正されないものだ。


スポンサーリンク