競馬とボート、パチンコパチスロをダラダラやる男のブログ

競馬やボート、パチンコパチスロの話題を中心に、賭け方をよりスマートにしながら、試行錯誤を繰り広げているブログです。


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「子持ち様」問題は都会ならではの考え方なのか


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ここ2日は祖父が亡くなったため、通夜・告別式などで帰省していた。

正直ここ数か月はずっと危ないと言われ続けていて、出かけるのも不安があった。

亡くなったという報せがあれば、すぐに駆け付けなければならないからだ。

ここ最近はそういう話も聞かなくなり、すっかり気を抜いていたが、報せというのは突然やってくる。

友引は火葬ができないので、ある程度時間を置いてやるのかと思ってたら、個人的な感覚としては「中国大返し」状態だった。

連絡が来たのが午後9時ぐらいで、翌日朝7時には当日通夜翌日告別式が決まっていた。

これが近くでやるならいいが、会場は遠く離れた田舎なので、帰省しなければならない。

幸い新幹線でアクセスしやすい場所なのでよかったが、やらないといけない仕事を片付け、各所に連絡を済ませて新幹線の手配などをして、帰省することになる。

 

従弟に会うのは6年ぶりで、従弟は結婚して子供ができていた。

この子供がまぁ元気いっぱいで、機嫌も悪くならないし、とにかく動き回っている。

親が親なら大きな声を出したり、叩いたりするところでも、全然怒らないし、従弟も奥さんも怒らない。

この奥さんがまぁ可愛らしい奥さんで、絶対モテるわなという感じがした。

怒らないからクソガキみたいになってるかといえば、不思議なもので全くそんなことはない。

近所の方たちも集まった通夜・告別式、その後の法要などでも、この子がお構いなしに動いていく。

「身内だから微笑ましいと思っているが、見ず知らずの子供だったらクソガキに見えるのかな」とも思いつつ。

近所の方たちも微笑ましい感じで見ており、当たり前だが「子持ち様」という感じは全く見られない。

むしろ子供を作らない、まして結婚しないなんて…という空気はヒシヒシと感じる。

でも、都会だと子供を作ろうが結婚しようが、別に自由じゃねぇかという考えなどもあるので、「子持ち様」につながっていく。

自分は都市部に住んでるのでよかったが、田舎に住んでたら息苦しくてたまらないだろう。

たった2日でもパーソナルな話を聞いてくるのが苦痛でしょうがなかった。

そりゃ数年ぶりに会うんだから聞きたいことも色々あるだろう。

「生きてりゃいいじゃねぇか、それ以上に何求めてんだよ」と常々思っており、その上でああだこうだ言うのは贅沢にも程があると思う。

誰かの生き方にとやかく言う権利もないし、言われる権利もない。

人にされたいことはまず己からやれというポリシーもあるので、自分は他人のパーソナルな話に興味を持たない。

 

ここ10年で人が変わったように壁を作っていると相手は思うかもしれないが、自分なりに理由がある。

パーソナルな話以外ではちゃんと話しているし、フレンドリーに接している。

最近どう?と聞かれたくないので、距離を置いているだけで。

おそらく、彼女はいるの?孫の顔が見たいなぁぐらいのことは言いたいのかもしれない。

そんなもん大きなお世話じゃねぇかと怒鳴りたくないので、自分は距離を置く。

生きてるだけでいいじゃんという雰囲気に早くなってほしい。

実際、3人の従姉弟のうち、1人の従弟が10年以上前に交通事故で亡くなっている。

まだ20代前半だったが、事故の経緯や生前の親子関係など色々複雑で、さぁようやく人生を進めていくぞという時にあまりにも悲しい最期を迎えてしまった。

当時婚約者の女性もいて、号泣しながら参列していたのを今でも覚えている。

自分たちは当時後方支援として、父親と一緒に参列者に配るお菓子やお茶などの調達に走り回った。

自分は記憶力がいい方だが、この時の記憶は先ほどぐらいで、ほとんどない。

 

その従弟のところに祖父が向かう形となったが、亡くなった従弟の話題が全く出てこなかった。

みんな思い出したくないのか、忘れているのか、全然その話題が出てこない。

最期の別れで従弟の遺影でも持ってくればいいものを、誰も持ってこないし、事前にその話題もなかった。

もう記憶から消してるのか、思い出すと壊れそうだから封印しているのか。

でも、自分はそれを尋ねる気もないし、権利もない。

明らかにパーソナルな話である。

万が一思い出させてパニックにさせたら、自分が責任を取らないといけない。

仮にパニックになられたら、修羅場になるのは明白である。

個人的にはすごい怖い気持ちになった。

従姉の結婚式では亡くなった従弟の席を用意していて、感動的だったのに。

数年で何があったのだろう。


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