かれこれ10年以上前に、とある会社で研修を受けた際、その会社の上司が斎藤一人という人物を引き合いに出し、天国言葉は大事だと盛んに言っていた。
「なんじゃそりゃ…宗教かよ…」とその時は思った。
そう思う理由があり、学生時代に盛んにニセ科学を吹聴する先生がいたからだ。
ありがとうと言って凍らせた氷は素晴らしい結晶ができたとか、ありがとうと言って常温で保存したご飯はいつまでも腐らないとか。
電磁波がどうこう、ゲーム脳がどうこうと盛んに言っていた。
これで、なんじゃそりゃ…と思わない人は危険である。
ゲーム脳なんて、今では陰謀論が飛び交うTwitterですら聞かない。
そんな自分だったが、色んな事情があり、斎藤一人関連の動画を漁っている。
物事の捉え方が自分と似ているというのが大きく、スッと入ってきた。
闇落ちしたと思われるだろうが、このままではいけないぞという危機感がそうさせている。
経営者の人たちがこうしたものに傾倒していくのはものすごく理解できる。
人材派遣会社の社員も、その後地方に行って精力的に活動しているようだ。
アファメーションとか引き寄せの法則とか、できる限り行おうと思っている。
どちらかといえば否定的な側だったが、今のままではいかんぞという危機感がそうさせる。
と言いつつ、パチンコだのなんだのって説得力のカケラもないんだが。
とはいえ、である。
高血圧と糖尿病と診断されて1年以上になるが、体重は1年で20キロ以上落ちて、数値は正常になった。
それまではダイエット(笑)なんてバカにしてたが、命にかかわることだと思うと、それはもう必死である。
自分なりに継続できる方法を見つけたことで、無理なく続けられ、リバウンドは一切ない。
肉体面では変化できた。
ならば、精神面だって変化できるに決まっているのだ。
なぜならば、同じ人間がやっているから。
潜在意識がガラッと変わり、健康を維持できているのだ。
考え方だって、訓練していけば次第に変わっていく、そう信じている。
糖尿病の薬も半年程度で断薬できたわけで。
眼科の定期検診も、あまりにも目がきれいだから1年ごとでいいと言われたほどだ。
あとは仕事やマインド、ここも変われるはずだ。
今までの過去記事はなんだったのかとも思うが、まぁそれもまた積み重ねである。
いきなりこんなことを書くと、うわぁ目覚めたってやつか…宗教…闇落ちか…スピリチュアル沼に落ちたか…と普通は思われる。
そういうものに頼らなくてもいい人生でよかったじゃんと言う話。
自分が頼らざるを得ない状況になった。
これが依存の始まりなんだろうなと思う。
もちろんこの後どうなっていくかわからない。
これも一種の人体実験である。
どうか、セルフ人体実験の行方を見守っていただけないだろうか。