コンピ予想を含め、日刊スポーツの競馬欄にお世話になることが多く、極ウマプレミアムの会員になっている。
そんな中、極ウマオフ会というのを開催すると知り、応募してみたら当たってしまった。
当たっちゃうということは定員割れじゃね?と思いつつも、当日は知り合いと一緒にウインズ銀座に行った。
まず銀座に足を運ぶことがないので、インバウンド客よりもテンションが上がっていた。
無縁も無縁なお店の数々を見ながら、ウインズ銀座近くの吉そばという立ち食い蕎麦の店でしっかりと食べてからザ・ラウンジに行った。
ザ・ラウンジはUMACA会員を対象にした無料のラウンジで、抽選で当たると入れるらしい。
一言で言えば、最高の環境である。
中山競馬場なんか、活用されていないスペースがたくさんあるんだから、これがあったらなぁと思うくらい。
まずソファーが柔らかくて、くつろぎながら競馬が見れた。
目の前には3場のレースが流れるので、とにかく楽。
トイレもきれいだし、1,500円分の馬券を見せれば酒ももらえるし、最高。
今回は日刊スポーツの企画とあって、木南友輔記者と岡山俊明記者が登場し、予想会が行われた。
キナミの帝王というコラムがあり、イラストを見ればいかつさがあり、馬サブローの弥永記者みたいな人が出てくるかと思ったら、全くVシネマ要素がない人だった。
岡山記者はいかにもベテラン記者という具合。
予想会が開催される中、自分はチラチラモニターを見て、普段なら大声を出すような最高の展開に遭遇しても、こちらも大人なので、必死に我慢した。
それまで苦しい展開だった中、一発でひっくり返してプラスを確定させたのだから、こんな珍しいことはないわけで。
2重賞も一緒に見たが、毎日王冠の最後の直線、激しい競り合いが繰り広げられる中、急に机をたたく音が。
どうやら岡山記者が興奮して机をたたいたようだった。
記者もそりゃギャンブラーだから、興奮するわなと微笑ましい気持ちになった。
凱旋門賞では木南記者がブルーストッキングを本命に打っており、自分もブルーストッキングにしていた。
ヴェルメイユ賞の勝ち馬でありながら斤量1キロ減、負けた馬たちも参戦したが、0.5キロ減、斤量の時点で有利なのは間違いない。
まして追加登録料12万ユーロが本気度を感じさせる。
自分が見た時は8倍あったのだが、気が付けば6倍も割っていて、シンエンペラーに流されず、シビアな人が多いなぁと思った次第。
この日のプラス分を全部入れたので、なんとまぁ久々の大勝となった。
ブルーストッキングが番手にいる以上、自らがハナを奪うくらいしかシンエンペラーに勝ち筋はなかっただろうが、そんな馬ではないわけで。
最初から勝ち目はなかったかなと思うくらい、どうにもこうにもならなかった。
質問コーナーもあったが、誰に憧れているかみたいな質問があり、岡山記者が大橋巨泉と答えていた。
競馬エイトで長く記事を書いていて、色んな格言を作り出した。
府中千八展開いらずという格言は大橋巨泉が生み出したものだ。
データでも府中千八展開いらずの格言通り、脚質別の成績はそこまで大きな差がない。
記事にはルメールが抜群の成績と書かれており、まさに今年の毎日王冠の結果を物語っている。
先日、競馬エイトの吉田均氏が急死したが、大橋巨泉が亡くなった週のコラムで思い出を語っている。
一定の年齢にある競馬ファンにとって、大橋巨泉という人は影響力があったんだなと思った。
今、若い人にとって影響力があるのは、YouTuberたちで、一緒に参加した知り合いもYouTuberの予想を参考にしているという。
となると、YouTuberに触発された若者は自らも競馬YouTuberとなるのだろうか。
また偶然にもその知り合いは木南記者のことが好きだったそうで。
自分はそんなことも知らず、競馬が好きだからと思って誘っただけなのだが、大喜びしていた。
この記事の中に出てくる大橋巨泉の言葉は色んな事に置き換えられるように思える。
「いいんだよ。ああいう攻めの予想が共感を呼ぶんだ。自分が一番うまいと思って予想をつけろ。プライドこそが、プライスを生むんだ」
極ウマオフ会に参加した方たちも競馬が好きなんだろうなという人ばかり。
競馬を愛する気持ちはみな同じだろう。
しかしながら、騎手は騎手で、またスマホの持ち込みが発覚したという。
まぁ若い時はしくじってナンボだから、しくじってからの振る舞いが重要だろう。
大橋巨泉が生きてたらどのように斬るのかは気になるところだ。
自分は単複を中心に買っているが、大橋巨泉は3連単などを嫌っていたように思う。
新書でそのように書いていた。
単複と枠連が競馬の基本だと書いてたような記憶もあるが、だとすれば、自分もそのラインにいる。
クイズダービーも好きだし、世界まるごとHowマッチも好きだし、巨泉のこんなモノいらないも好きだし、あぁ自分も影響を受けてるわ。
早々に政治家をリタイアするなど、晩年は失望させた面も色々あったが、それは大人だったら誰しも人を失望させるから、特段問題ではない。
極ウマオフ会に行きました!みたいなブログなどを一切見かけないので、一番不真面目な参加者だったであろう自分が書いてみることにした。