違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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ホリエモンのフジテレビ買収騒動を改めて振り返る


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biz-journal.jp

中居正広の件から始まったフジテレビを巡る事案について、堀江貴文が発信する動画を見ると、すごく興奮していた。

時折ホリエモンの動画を見るが、時事ネタに対して嘲笑する時もマジメに語る時もそんなに興奮する感じではない。

なので、フジテレビとのいざこざで相当思うところがあり、許さん!という気持ちもあれば、俺の言う通りにしとけばよかったのに!という思いもあるのかなと感じる。

フジテレビ買収騒動、その前のニッポン放送買収に関する時期は、ニッポン放送をよく聴いていた。

ゆえに、ニッポン放送買収に関して、内心はホリエモン応援だった。

理由はいくつかある。

1つは近鉄を巡るプロ野球再編問題で、ホリエモンが既得権益を壊そうとする姿勢に共感していたこと。

もう1つは買収の報道があった際、一部のタレントがライブドアが買収に動いたことで、声明を出して反発したことである。

www.bloomberg.co.jp

タモリもライブドアが買収したらニッポン放送には出演しないと語っていた。

当時学生だったが、個人的には、なんじゃそりゃと思ってしまった。

ナイターオフの時期に、タモリの週刊ダイナマイクを放送していて、自分もリスナーだったが、あぁ聴けなくなるのかと思ったのと同時に、そんなに変わるかねと。

そもそもタモリの口から、ホリエモンがオーナーになったニッポン放送なんぞに出てたまるか的な言葉が本当に出てきたのか。

その点は、タモリがまだ生きている時に聞き出してほしいと思う。


www.youtube.com

動画の中でも語っているが、確かに異様なバッシングだった。

デーブスペクターがやたらとホリエモン批判を行っていたのを覚えている。

当時ライブドアが行っていたネットラジオで、何かのスペルが「Ladio」になっているのはおかしい!みたいなことをサンジャポで話していた記憶がある。

Wikipediaでは、前身の母体がドメインを取るのにradioでは取れずladioになったと書かれている。

ホリエモンからすれば、しょうもない叩かれ方に思えたかもしれないし、今だったら別の評価になっていたように思う。

そう思うと、フジテレビは20年前と比べて登場人物が変わっていない。

20年も同じような人たちが牛耳ってきたわけで、そりゃ対応できないだろうと思ってしまう。

 

あの時ライブドアがそのままニッポン放送のオーナーとなり、フジテレビに存在感を出せていれば、面白いことになっていたように思う。

不運だったのは、フジテレビが視聴率的に好調だったことだろう。

今ならば「変革しないと!」という動きもあっただろうが、当時は軒並み視聴率が良かった。

楽しくなければテレビじゃないを合言葉に、軽薄路線を突き進み、イケイケドンドンの時代である。

 

こういう動きがあると、組織におもねる人が出てきて、まだやってるのか…みたいな嘲笑系・冷笑系が出てくるが、今回そうしたスタンスの人が結構前のめりになっている。

2005年にあったフジテレビ買収騒動のリベンジの時が来たような雰囲気になりそうだ。

今のところ、憶測という言葉で牽制するのは、タレントぐらいなものだ。

その牽制すら利用されてしまうこともあるだろう。

ネット上での批判は日々エキセントリックになっていき、色んな事態を招いている。

第三者委員会の設置とメンバー決めを早々に決め、お金をかけて本格的な調査を行うことを今、宣言するべきだろう。

憶測を批判するなら、憶測の余地を与える側を批判した方がいい。

今のままでは加速度的にフジテレビ批判が巻き起こり、致命的な事態となりかねない。

社員を守りたいと本当に思うのであれば、フジテレビの上層部がメンツをかなぐり捨てて第三者委員会の設置を行い、どんな結果をも甘んじて受け入れる姿勢と再生に向けた覚悟を示すほかない。


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