競馬とボート、パチンコパチスロをダラダラやる男のブログ

競馬やボート、パチンコパチスロの話題を中心に、賭け方をよりスマートにしながら、試行錯誤を繰り広げているブログです。


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池添謙一と富田暁の「粗暴な行為」に思ったこと


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www.yomiuri.co.jp

「殴る騎手」という本が2000年代に出て、当時購入した。

色々シリーズがあったが、どれも面白く、暴力的な要素が色々あった。

「ギャンブルの駒」とはどうあるべきか、まぁそうでないと務まらないだろうなと当時感じた。

ゆえに今回の件は、その延長線上だと思えば、特段驚くことではない

騎手が暴力事件を起こして騎乗停止になることは、ちょくちょくあることである。

あまりにも有名なところでは、後藤浩輝が吉田豊を木刀で襲い掛かった話がある。

令和であっても、パワハラで略式起訴を受けた調教師が復帰できる世界なので、おそらく戻ってこられたと思うが、本来は復帰できたのが奇跡のような話である。

被害者に対する悪評などが当時あり、指導のつもりが行き過ぎたという認識が内部にあったのかもしれない。

騎手が事件を起こすケースには、「指導のつもり」で先輩が後輩を殴打することがある。

騎手が暴力行為を起こして騎乗停止を食らうケースは、中央はもちろん、地方でもよくある。

しかも、そのエリアのトップジョッキーが暴力行為を起こすケースがみられるが、そこにも後輩への暴力行為が関係している。

ばんえい競馬の鈴木恵介と藤野俊一がやはり酒を飲んだ状態で後輩に手を出したという事件があった。

当時リーディングのワンツーだった騎手がそういう行為に出たとあって、それなりに話題になった。

現在も一線級の活躍を見せているが、鈴木恵介はばん馬に対して暴力を振るったとして、問題視されたこともある。

色んな事情があって、きれいごとでは済まされない世界なのは重々承知しているが、この点では何も知らない世間との温度差がえげつなくなるのは致し方ないところである。

基本的にこうした事件で擁護する気は一切ないが、ギャンブルに携わる人間たちに清廉さを過度に求める気もない。

生きるか死ぬかという世界に身を置くと、世間の一般常識とかけ離れるのはやむを得ないところである。

もちろん世間の一般常識とぴったりな関係者、第一人者、一線級で活躍する人も当然いる。

ただ割合で言えばどうなんだろうかというのが素朴な疑問である。

 

今回の件も、富田暁が失態を演じたので池添謙一が制裁を加えたのかなと、スマホで流れてきたニュースの通知を見てそう感じた。

しかし、お互いが酒を飲み、池添謙一が富田暁に高圧的なダル絡みをしてしまったことが事の発端だったようだ。

たまりかねず近くにあったスマホを叩きつけたら、それが池添謙一のスマホで余計に騒ぎとなる。

一旦は収まるが、後輩のあの態度はなんだ!とばかりに再度呼び出して暴力行為に走ったという一件。

今までにあった方程式的には富田暁にもヘイトが向けられそうだが、今回はあまり見られない。

池添謙一が高圧的なダル絡みをしたというのもあるが、大先輩と対峙したことも大きいのだろう。

池添謙一に対する評判がいいか悪いかは、憶測の領域と断じられたらそれまでなので、あまり触れない。

news.yahoo.co.jp

この記事を読む限りでは、まぁわからんでもないなぁとは思った。

気性難の馬を乗りこなすイメージだが、自分自身も気性難という話はたびたびあった。

閉ざされた空間の中でこういういざこざが起きるのは、結構色んなところであるのではないか。

そのすべてに目くじらを立てた場合、いずれ些末な問題と思われ始める。

だから、この問題も大したことではないとは言わないが、酒を飲まない、飲めない人間による積年の怨みも乗っかっているように感じる。

シラフだろうが酒酔いだろうが本来関係ないのに、どうも酒を飲んだ蛮行に対する世間の目は、役が1つか2つ乗ったような厳しさになる。

むしろシラフの方がタチが悪いように思うのだが。

 

ちなみに自分も酒を飲むが、幸い自分はテンションが上がるタイプで、泣いたり怒ったり説教したりということが全くない。

人見知りなのがフレンドリーになるぐらいで、お酒を飲んで交友関係が広がったいい思い出の方がたくさんある。

お酒を飲んで誰かに蛮行を働いた経験は一度もないし、道端で寝るとか財布をスられるとか、酩酊状態で家に帰れないというのも一切ない。

出先で日本酒を一升飲んだ際にも、奇跡的に自力で家には帰れている。

しかも、はっきりと記憶が残るタイプなので、酒を飲んだら記憶が飛ぶんでしょと思い込んでいる人らの悪口もはっきりと覚えており、翌日それを披露したこともある。

そんなに酒を飲んでたわけでもないのに、記憶が飛んでた様子だったが。

ただ高圧的なダル絡みをされたら、自分も手が出た可能性はある。

友人を含め、高圧的なダル絡みをするような飲み方をする人がいなかったことを幸せに思いたいし、そういう環境に身を置く人は周囲に感謝すべきだ。

池添謙一はビタミンSのお兄ちゃんと仕事をしているので、お兄ちゃんから公開説教を受けた方がいい。

お兄ちゃんに対する印象も世間的にいいか悪いか微妙なので、「公開説教」を受けたら少しはヘイトが薄まるだろう。

誰が誰に言っとんねん!の環境で平身低頭というのが一番いいと思うが。


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