4歳馬の活躍
・21年1着カフェファラオ チャンピオンズカップ2人気6着
・17年1着ゴールドドリーム チャンピオンズカップ2人気12着
・16年1着モーニン 根岸ステークス1人気1着
・16年2着ノンコノユメ チャンピオンズカップ3人気2着
→3歳時のチャンピオンズカップで2人気以内もしくは2着以内、または重賞1番人気1着が好走パターンか。
※例外は14年1着コパノリッキー。
→今年はソダシのみ4歳馬。チャンピオンズカップは2番人気で該当。前走の逃げ方を見る限り、人気が落ちるならヒモに入れてもよさそう。
前走から見える傾向
チャンピオンズカップ
・過去7年でチャンピオンズカップ組は6頭が馬券圏内。
・2つのパターン
1つは前走2人気以内、もしくは2着以内。
もう1つは前走着差1秒まで。距離短縮がプラスに働いたケース。
→該当馬はここもソダシのみ。4着のインティは前走1秒を超える負けで該当せず。
根岸ステークス
・過去10年で根岸ステークス組は9頭が馬券圏内。
・9頭中5頭が1着馬。
・残り4頭はいずれも0.2秒差以内の負けにとどまった3着以内の馬。人気は問わない。
→該当馬はテイエムサウスダンのみ。武蔵野ステークスでの大敗をどう捉えるか。
前走交流重賞組
・過去10年で7頭が馬券圏内。
・そのうちの4頭が東京大賞典組、適距離で2着以内に入った馬か距離が長くて人気を裏切った馬かの2パターン。
・残りの3頭は川崎記念組。2番人気以内に支持された馬で、前走大敗からの巻き返しもあり。
→該当馬はなし。惜しかったのはミューチャリー。どうしても1頭選ぶならテオレーマ。
東海ステークス組
・20年京都開催を除く過去8年で5頭が馬券圏内。
・5頭中4頭が1着馬。
・残り1頭は15年2着のインカンテーション、3番人気3着で0.7秒差。ちなみに15年1着は東海ステークス1番人気1着だったコパノリッキー。
→該当馬はスワーヴアラミスのみ。あとはマイルへの適応。2人気4着のサンライズホープも多少気になるが。
その他の路線
・主要路線以外から参戦し、馬券圏内に入ったのは過去10年で3頭。
・阪神開催のJCダート、武蔵野ステークス、オープン特別のフェアウェルステークス。
・共通点を見出すならいずれも3番人気。
→該当馬なし。前走地方で走った馬たちのバリエーションは豊富だったが。
最終的に残った馬プラス気になる馬
1枠1番テオレーマ
5枠10番スワーヴアラミス
6枠11番ソダシ
6枠12番ミューチャリー
8枠15番テイエムサウスダン
最終的な見解
マイルとダートの適性を考えるなら、ソダシを推さざるを得ない。
他の馬は2000メートル前後に良績が集まっており、テイエムサウスダンのように1400メートルがギリギリな馬もいる。
ソダシは芝ではあるがマイルの桜花賞や阪神JFを勝っている。前走は内枠で逃げの一手だったが、すんなりと先行できただけよし。
多少外になったが、その分、芝スタートが有利に働き、外側にいた方が進路を確保しやすい。
ただこれだけ混戦でどの馬にも決めてがないと、ソダシが押し出される人気となってうまみがなさそう。
カフェファラオではなくテオレーマを選んだルメールの判断も少し怖い。