高血圧が気になるあなたへというCMを見て、130を超えたからってテヘッ!とした照れた感じで行くな!と怒りを覚える。
いや、自分が血圧200レベルになったのを知り、まだどうにでもなるじゃねぇかと心から思ったからかもしれない。
そもそも高血圧の意識は全くなく、多少不摂生はしていたが、人並みの不摂生だった。
酒だってここ数年は500mlか700mlにとどめていたし、間食もあまりしない。
塩分は全く気にしていないとはいえ、それは皆同じである。
それが血圧190とか200とか。
ちなみに下の血圧も130とか140とかである。
きっかけは1週間前から起立性低血圧らしき症状を感じたからだ。
立ち上がるとふらつく、下半身が重くなるなど。
その時は病院に行かず、漢方などで急場をしのいだ。
しかし、なかなか改善しないので、一応血圧を測ることにした。
そこで190とか130とか出たら誰だってびっくりする。
元々血圧が高ければまだしも、ここ数年それを感じたことがなかった。
平均ぐらいがいきなり倍ぐらいになっていた。
慌てて内科に駆け込み、血圧を測ってもらった。
間違いであってほしかったが、ここでも190ぐらい。
血液検査を行い、結果は数日後に出る。
降圧剤をもらい、今は服用しているが、持病の緊張型頭痛がここぞとばかりに悪さを働く。
思えば薬でごまかしてきた。
それも悪かったのかもしれない、それが原因であってほしい。
この若さでこの血圧はおかしいと指摘されて血液検査を受けたので、ホルモン系の高血圧の可能性もある。
本当なら中山グランドジャンプを見に行ってたが、それどころではない。
いつ爆発するかも分からない時限爆弾を抱えているからだ。
大袈裟だよ、大丈夫だよと数年後にこれを見た時に笑えればそれでいい。
しかし、今は笑えもしないし、不安しかない。
だが、血液検査次第では人生を変えるような転機になるかもしれない。
今までが太っていたので、運動して痩せるいい機会なのだ。
もっと人生を前向きに考えるチャンスでもある。
血液検査次第なので、その前段階は悪いことばかりを考え、出し尽くしたい。
底を打てばあとは上がるのみ。
仮に悪い結果でもしっかりと受け止められる。
あと、急に倒れて何かしらの障害を抱える事態の前に気づけて本当に良かった。
これはチャンスなんだと思うようにしたい。
というより、そう思っていないとこの世から消えたくなる。