おかげ様で体重は85キロから74キロまで減り、2か月ほどで10キロ以上痩せることができた。
それでもBMIでは25を超えているから、これでも足りない。
リバウンドの心配は大丈夫なのかと友人などに指摘を受けるのだが、現状ではそれは考えにくい。
難消化性デキストリンとリンゴ酢など色々な形で血糖値が上がらないようにしていて、しかも、食後は必ず運動している。
間食は全くしないし、甘いものもほとんど食べない。
あれほど大盛りを食べていたのに、その意味のなさに気づき、ほどほどにとどめている。
そして、ロカボメニューで満足できるものがあればそれを食べている。
ココイチだと低糖質カレーという、ブロッコリーを細かく刻んだものをご飯代わりにしたものがあるが、これでも十分おいしい。
すき家だと牛丼ライトがあるが、これも結構いける。
だから、2か月以上全く無理せず、全く我慢せず、ダイエットし続けている。
もちろん糖尿病や高血圧対策なのだが、数値的には早々に目標値に達した。
痩せること、確かな栄養素を摂取することでおおよそ問題ない。
改めてダイエットをして気付くのが、本当に長い期間続けられるものでなければ意味がないということだ。
難消化性デキストリンは実は大容量で1,000円と非常にリーズナブルだし、リンゴ酢も200円程度なので1日1回ないし2回であれば安い値段で実践できる。
食後の運動も血糖値対策で行っているし、低糖質にこだわるのも同じ。
痩せる理由もインスリンの関係であり、10%以上のダイエットで薬がいらない状態になることもあるからだ。
すべてにおいて明確な理由、もしくは長期間続ける上でコスパがいいこと、いずれかの理由で続けている。
あるある大事典やためしてガッテンなどで特定の商品を取り上げて、これを食べ続けたら痩せるという話が出たらその商品が翌日飛ぶように売れることが多々あった。
しかし、毎日納豆を食えるのか、バナナを食べられるかといえば、それは無理だろう。
昔はリンゴダイエット、こんにゃくダイエットなど特定のものだけを食べるダイエットも話題になったが、これも無理な話である。
痩せつつも筋肉をつけないとそれこそリバウンドにつながる。
筋肉を維持するにはたんぱく質などが必要で、過度に摂り過ぎても体には良くない。
自分の場合、無駄があまりにも多く、無駄を省くことが重要だった。
寝る前の酒、つまみ、夕食前のお菓子、ジュースなど、人より食べる量は少なかったが、今思うとそりゃ不健康にもなるわという印象である。
これらは何の意味もないし、無駄でしかないと気付けると、興味が失せる。
寝る前の酒を楽しみに仕事をしていた部分があったが、今は何も食べずに血糖値が下がることに楽しみを見出している。
とにかく体重が減ることは楽しく、血圧なども同年代の平均に追いつくと勝ち誇った気持ちになれる。
まぁ労せず、平均を保てる人が一番の勝ち組だとは思うが、楽しみながら取り組むのが長いお付き合いには必要である。
何のために健康を手に入れたいかといえば、その日を体調不良で過ごしたくない気持ちが強いからだ。
自分はあんまり束縛されたくない人間なので、体調不良で行動をセーブせざるを得ない状況が許せない。
高血圧などの時は色んなサプリメントでごまかし、おかげ様で体調を崩さずに済んだ。
今は栄養素を補う程度のサプリしか利用していないが、運よく体調は崩れていない。
もしも高血圧、高血糖の状況で新型コロナウイルスに感染していたらと思うとゾッとする。
今でも嫌だが、危険性はかなり減ったように思う。
ダイエットに際し、何も特別なことはしていない。
糖質を気にして食べる量を減らしたり、糖質まみれのものを避けたり、飲み物に気を付けたりするくらいだ。
あとは体を動かす、それも部屋でできるその場足踏み、かかと落とし、7秒スクワットなど。
その「体を動かす」ができないんだ!という人もいるだろうが、すべては血糖値を下げるためである。
自分はあれをしとけばよかったと後悔をするのが嫌なだけだ。
後悔しない人であれば別にどんな生き方だろうがいいと思うし、その方が幸せである。
これでも足りなければ、もっとやらなきゃダメなのかと改心するだけだ。
スクワット系を始めたのは体組成計で細かく調べるようになってからだ。
それを1か月も続ければ、習慣化して、こなさなければ気が済まない状態になる。
実は目標体重を、10月末までに75キロとしていたのが、大幅に切り上げてその目標はクリアした。
次はBMI値25未満にするため、72キロ台を目標にするが、この後はBMI値22にするため、60キロ台前半まで考えている。
かまいたちの山内が自らのチャンネルで糖尿病治療で用いられる薬を使ったダイエットを紹介し、多くの指摘を受けて動画を削除したことがあった。
自分も興味があったが、コスト的に長く続けられないだろうと思い、候補から外したことがあった。
インスリン投与をしなくてもいいレベルなのに、わざわざそんなことをしてどうするという話なのだが。
やはり自然に、健康的に、楽しく長く続けられる方法で痩せた方がいい。
今まで一切ダイエットをせず、病気をきっかけに人生初ダイエットに取り組んだ人間の言葉として受け取っていただきたい。