糖尿病と高血圧のダブルパンチ、もはや一発KOのような数値を突き付けられ、もう1か月になる。
正直1か月前は絶望していた。
今までの生活がもうできなくなるのだから、このまま死んでいくのかと自暴自棄になりそうになった。
加えて、仕事でも急にトラブルが出てきて、すべてを変えなきゃいけないような状況に追い込まれる。
人生をリセットして別の人生、別の考え方をしないとダメだなと本気で思わされた。
ゆえに、人生で1度たりともやったことがなかったダイエットに挑めている。
お恥ずかしい話、体重は1か月前は85キロだったが、1か月で81キロを割り込んだ。
まだまだデブなのだが、人生でダイエットをしたことがないので、これだけで痩せるならもっと早くからやっておけばよかったと思う。
これから何回かに分けて、痩せるために行っていることをご紹介したい。
糖尿病は血糖値がずっと高いから起きる。
いかに血糖値を下げるかが重要であり、それなしに糖尿病の悪化は防げない。
血糖値のベースになるのは朝の血糖値、いわゆる空腹時血糖値と呼ばれるもの。
いかに寝る間に下げていくか、それを怠ると高い血糖値がベースとなり、日中の食事でどんどん上がっていく。
本来、間食なんか必要ないと今回思ったが、その話はまたいずれ。
間食よりも最もいらないと痛感したのが夜食と寝酒である。
といっても、自分の場合は酒を飲む時はおつまみとハイボールや缶ビール2缶ぐらい。
酒を飲まない時はおにぎり1個か菓子パン1個、それにフルーツオレぐらいを作業をしながら飲食していた。
管理栄養士さんに話すと、明らかにこれがダメであることがわかった。
寝る前にエネルギーを詰め込んでどうするという話で、百害あって一利なしレベルの感覚を得た。
血糖値を下げなきゃいけないのに寝る前にそんだけ食べたら下がるものも下がらない。
病気にならないと分からないくらい自分はバカなので、ようやくそこで目覚めた。
自分がなぜタバコを一切吸わないか、それは百害あって一利なしだからだ。
ニコチンを取り込んでしまうからずっとニコチンを求める体になってしまうのであって、最初から取り込まなければいいだけのこと。
同じように、夜食も寝酒も百害あって一利なし、ならば、すぐに辞めるのが当然。
結局、診断を受けてから一切夜食も寝酒もしていない。
実はまだ部屋にはお菓子もジュースも置いてあるのだが、全く手をつけていない。
特にジュースは日中ですら一切飲んでおらず、ゼロカロリーのものを飲むくらいで、元々ゼロカロリーのやつは嫌いなので、飲む必要がなければ飲まない。
厳密には寝る前に薬やサプリメントを飲むぐらいだ。
飲み物はお茶か水、炭酸水ぐらい。
元々お茶や水が好きなので、一切ストレスがないのも大きい。
翌日スッキリと起きれるようになったし、疲れもさほど残っていない。
今までめちゃくちゃ損をしていたんだなと改めて思う。
健康的に暮らすことは本当に大事なんだと痛感する。
もしかするとここ15年で一番健康的かもしれない。
薬を飲んでいて何が健康的だ!と言われるだろうが。
一方で、夜遅くまで働いて、寝る直前に食事をせざるを得ない方は本当に大変だと思うし、以前は自分もそうだった。
飲まなきゃやってられない気持ちにもなっていたし、その環境にならざるを得ない方にとっては、その楽しみすら奪われるわけで。
健康的に暮らすこと自体がある種特権的なものになるのだろうか。