Mリーグもセミファイナルが始まり、点数が半減となってから、ピリピリ具合が高まっている。
今まで負けてこなかった人が負けたり、トップチームが大きな箱ラスで敗れて混沌としてきたり、雷電がデイリーダブルを決めたり、見てて面白い。
こういう時に応援したくなるのは雷電である。
そんな中、相変わらず麻雀界は何かとボヤ騒ぎが起こる。
今度は何かと言えば、KONAMI麻雀格闘俱楽部の伊達朱里紗が赤坂ドリブンズの楽屋に出入りしたことが問題視されているという。
当日確かに赤坂ドリブンズのXにおいて、伊達朱里紗が楽屋を訪れている様子が紹介されていた。
のちにこの投稿は削除されている。
個人的に思ったのは、そういえば前も赤坂ドリブンズの楽屋に出入りをしていたなぁという記憶である。
楽屋でお弁当を食べに来たシーンは動画にも残されており、その時はさほど問題視されていなかった。
そもそも敵チームが楽屋を訪れること自体はチラホラとあり、お菓子なりおやつなりを持ってくる人もいれば、本を持参する人もいる。
ではなぜ問題視されたのか。想定される理由は3つ。
1つは、伊達朱里紗が好かれていない可能性である。
日本において、好かれる女性は隙がある人であり、隙のない女性は基本的に好かれにくい。
伊達朱里紗に隙があるかといえば、隙がないタイプと言える。
昨シーズンまでは勝ちまくっていたので、趣味:強い人の応援みたいな人にとってありがたい存在ではあった。
大谷翔平が好きなのではなく、「打ちまくって活躍しまくる」大谷翔平が好きなのであって、少しでもスランプに陥ると、話が違うじゃないか!騙された!とばかりに手のひら返しをし始める人は少なくない。
個人的には滑稽と一刀両断したいが、所詮ブームというのはそういうものである。
今シーズンの伊達朱里紗は今までよりかは普通といったところ。
結果を残していたから何も言えなかった人にとっては、目くじらを立てるような成績ではなくても、元気が出てくる展開と言える。
何かあれば思いっきり叩いてやるからな!覚えとけよ!という気持ちで、活躍しまくる人を恨み続ける人は結構いる。
文春砲に乗っかる人の典型例である。
2つ目は、Mリーグの選手同士がコラボをすること自体に嫌悪感を抱く人の存在。
Mリーグの選手にはYouTubeをやる人が多く、例えば多井隆晴や渋川難波、渡辺太、仲林圭が雀魂を通じて検討会コラボを行っている。
こういうコラボですら、信じられない!ありえない!シーズン中に何をしているんだ!と怒る人は少なからずいる。
プロ野球のシーズン中でそんなことをやるバカがいるかぐらいのテンションで、正当性を主張する。
ただ、麻雀の場合、昼間に選手同士が雀荘で練習を行ったり、私設リーグに参加したりすることがある。
それすらも否定されるべきかといえば、自分はどうでもよく感じてしまう。
Mリーグはイカサマのしようがなければ、コンビ打ちをするメリットはどこにもない。
差し込みこそあれど、それはお互いの利害が一致するからやるのであり、あれもある種の技術である。
他球団の選手と自主トレをやりやがって!だから、最近のプロ野球選手は仲良くなり過ぎだ!とおかんむりの野球OBと言ってることは変わらない。
伊達朱里紗が赤坂ドリブンズの楽屋に出入りすることを問題視するのは、そういう発想であれば自然だろう。
考え自体に矛盾はないのだが…といったところか。
3つ目は伊達朱里紗が赤坂ドリブンズの楽屋で行った言動。
そもそもなぜ伊達朱里紗が楽屋に出入りをしたかといえば、自らの結果に納得がいっていなかったこと。
勝負強い女性は勝ち気で気性が荒く、気が強い。
自分が負けたことが許せず、ついつい視野が狭くなる。
今シーズン伊達朱里紗が1試合目に行って負けてしまい、あまりの悔しさに連闘を志願したことがあった。
その時に出てきた言葉が「アツ続行」である。
楽屋に入るなり、アツ続行を連呼し、チームメイトを困惑させていた。
このシーンはKONAMI麻雀格闘俱楽部のXに動画として上がっている。
コントロールできて結果を出せているうちはいいが、空回りし出すとよからぬ影響を与えていく。
気性の荒さは原動力になるし、競争の世界では必要不可欠。
とはいえ、視野が狭くなるのも事実で、致命的な事態を招くことも珍しくない。
伊達朱里紗が楽屋に出入りをした時、感想戦をやりたかったように感じられた。
あれはどうだったのか、そんな話をしたかったように思う。
鈴木たろうが、佐々木寿人に聞いたら?という旨の発言をしているが、苦手なのでと返している。
これだと、佐々木寿人が苦手とも捉えられるし、感想戦的なものを佐々木寿人が苦手にしているとも捉えられる。
この該当部分も生配信されていたが、アーカイブでは消されている。
伊達朱里紗はストイックなのか、それともチームメイト批判を他のチームの楽屋でしているかと捉えるか。
これは伊達朱里紗を好きかどうかで分かれるだろう。
以上の3点が問題視される要素と言える。
個人的には伊達朱里紗は好きでも嫌いでもない。
どちらかといえば好かない人寄りだったが、今シーズンは「伊達朱里紗も人間なんだ」という感じがして、そこまで何も思わなくなった。
楽屋に出入りするのは今回が初めてではないだけに、まぁこれぐらいは…と思う一方、お弁当を一緒に食べるのとは状況が異なるゆえに目くじらを立てたくなる気持ちもわかる。
将棋が好きというのもあるので、感想戦をすること自体に不快感を覚えることはない。
伊達朱里紗は今まで勝ちすぎ、麻雀そのものと言われるぐらい強かっただけに、アンチもそれだけ多くなる。
ここぞとばかりに叩いてきた、そんな印象を受ける。
叩く理由も、ちょうど賛否両論の範疇になりそうで、いささか厄介でもある。
肩書きで黙らせるほかないように思うのだが、Mリーグのタイトルはあれど、連盟のタイトルは若手女流のタイトルしかない。
その点も色々アンバランスさにつながっているように思う。
魚谷侑未のように、色んなタイトルを獲りまくれば、今回のような話題は減りそうではある。
2人の共通点は勝ち気で気性が荒く、強くなりたいあまり、時折視野が狭くなるところだろう。
ゆえにあれだけの活躍ができるわけで。
伊達朱里紗=麻雀そのものなら、女性初の鳳凰位までせめて手が届くまではいってほしい。
そうなれば、少々の異論は封じ込められる。
Mリーグで結果を出し続けた人がMリーグで少しでも伸び悩むと異論が出やすくなる。
魚谷侑未の輝かしい実績をWikipediaで見返した時に、強く思った。
ここからのセミファイナル、結果で黙らせるほかない。