ニッポン放送が不適切な替え歌で謝罪しているというニュースを見て、「あぁ若い人がやらかしたのかな」と思ったら、笑福亭鶴光。
「不適切にも程がある」を地で行く、リアル「ふてほど」でおなじみ、あの笑福亭鶴光が今更何を「不適切な替え歌」で謝る必要があるのか。
ましてニッポン放送のレジェンドが、ニッポン放送で通常営業をしただけではないか。
こうなると意地でも例の替え歌を聴きたくなるが、当然音源があるわけでもなく。
しかし、5ちゃんねるに、例の替え歌の歌詞があった。
あえてここには書かないが、直接的すぎたように感じる。
ひねりも何もない、中学生がやりそうな替え歌である。
怒る人は怒るかもしれない。
改めて調べてみると、番組に入っていたであろう作家が踏み込んだ替え歌をやったようだ。
おそらくこの人だろうという作家の経歴を見ると、その人が師匠なのによくまぁそんなド下ネタをぶっこんだなという感じがする。
下ネタ嫌いそうなのに。
とはいえ、ニッポン放送に出入り禁止でもおかしくないのに、他の番組にはサブ作家として入っている。
普通すべて締め出されそうだが、締め出されていないので、「もしかして珍しい苗字の別人?!」と思い、あえて名前は伏せている。
内部的にはお咎めなしだけど、外部には謝ったということにしているのか。
こうした経緯を知らないと、笑福亭鶴光が不適切な替え歌を披露して謝罪したような印象を世間に与える。
事実、Twitterを見ても、鶴光師匠が今更なんで?という書き込みが多く、真実を知るのはリスナーのみになっている。
真実を知るリスナーは努めて冷静で、あぁやっぱり…みたいな雰囲気である。
例の作家のコーナーはカルト的な人気になりそうな中、例の替え歌で翌週からなしに。
そして、radikoでもその部分がカットされていた様子。
ニッポン放送でこうした扱いになるのは、この件が有名だ。
粗品が発言を取り消して謝罪しているが、思えばここ最近の報道でこの件は触れられただろうか。
それはさておき、radikoで消されるというのは粗品の一件レベルということである。
個人的には、直接的な下ネタとはいえ、それほどか?と感じる。
低俗な替え歌なんて星の数ほど存在する。
確かに直接的だが、そこまで目くじらを立てるものか、微妙なところである。
もっと言えば、外側に向けて形式的な謝罪をする必要があったのか。
笑福亭鶴光の名前をただ傷つけるのは、ニッポン放送のレジェンドに対する振る舞いなのか。
「また、番組の出演者の皆様にもご迷惑を…」という文言はある。
だったら、やりようがまだあったように感じる。
一説には例の替え歌の作曲家が文化庁長官だから、そこへの配慮があったのではという説まである。
とあるラジオ番組では、新婚旅行から帰ってきたのにぎっくり腰でお休みになったことをいじられ倒されており、個人的にはその印象しかない。
もしその配慮があったとすれば、誰を守りたかったのか、不思議に思う。
あと例の替え歌の前日に笑福亭鶴光作詞の「もっこり音頭」が披露されている。
下ネタはオブラートに包めばいいという笑福亭鶴光から作家へのメッセージだったか。
だとするならば、あの替え歌に笑福亭鶴光は何を思ったのか。
ちなみに7月15日に行われるニッポン放送開局70周年の観覧イベントで、LFもっこり社中として笑福亭鶴光などが出演する。
もはや謝罪すらネタなのではないかと思い始めてきた。