違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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青井実アナの「不適切言動」についてはっきりと言っておきたい


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www3.nhk.or.jp

青井実アナはNHK時代からさわやかな印象を与えており、気難しそうな印象は受けなかった。

一方で、今回の不適切言動に関して、実は全く驚いていない。

これは「青井実アナならではの事案」ではなく、「生放送に携わる人物は不適切言動だらけになる」と思っているからだ。

生島ヒロシや伊集院光の件もそうだが、生放送である以上少しでも下手を打てば放送事故になる恐れがある。

だから、生放送でスタッフが下手を打った時、思わず叱責してしまうのは、生放送に携わる人誰しもがやってしまっていると思う。

生放送に限らず、ラーメンの厨房なり肉体労働の現場なり、テキパキとした行動が求められる現場で、もたつく人がいれば、容赦なく叱責の言葉が飛ぶ。

これらを「不適切言動」とすれば、現場は回らなくなるだろう。

「リハーサル中に、演出がうまくいかなかったことについて強い口調でスタッフを叱責」というのがどれほどかにもよる。

一方で「ピンマイクを強い調子で放り投げる」行為に関しては、許容されにくいだろう。

今回生放送で謝罪をさせられる形となったが、本人は心底反省しているとはどうにも思えない。

週5日生放送がある中で、スタッフが何かしらしくじる機会は必ず訪れる。

その時に、言葉を呑み込み、態度にも一切出さない、そんなことができるとは思えない。

厳重注意の形にはなっているが、あと1つやらかせば反則負けみたいな状況と言える。

 

生放送において、キャスターが厳しい態度で臨むのは仕方ないことだろう。

例えば、めざましテレビの初代キャスターである大塚範一は、ニコニコした印象を持つ一方、生放送の現場では相当厳しい態度だったと言われている。

病魔に倒れ、志半ばで退くことはなったが、30年以上続く長寿番組になったのは間違いなく厳しい態度があってのことだろう。

もちろん、それ以外にも要因はあるだろうし、何かしらの問題があったのかもしれないが。

生島ヒロシの時にも書いたが、今回の件を不適切言動とした場合、全キー局、NHKなどどこでも不適切言動が行われている可能性は高いと思う。

むしろ出演者・裏方全員がほのぼのとした雰囲気となり、生放送をお送りし続けるテレビ・ラジオ局を探すのが大変ではないだろうか。

確かに強い口調で叱責するのは良くないかもしれない。

ただ、生放送という特殊な状況において、致し方ないことではないのかとは思う。

海外だとどうなのか、その点は自分もよくわからない。

日本ならではのことなのか、それとも全世界共通のことなのか。

後者だったとしたら、青井実アナはとても不憫と言える。

前者だったとしたら、色々と認識を改めないといけない。


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