今週のお題「こんなバイトをしてました」
汗水たらして働く、その言葉自体ははっきり言えば嫌いで、お金を生み出すのに汗水は関係ないと思っている。
だから、資産運用などで増やす人がいても特段何も思わない。
モテる人に嫉妬する人がいるが、結局モテるために努力をしている、金を増やすために勉強している、ゆえに結果が出ているというだけ。
だったら、努力すりゃいいじゃんという話だ。
自分は全く努力もしていないので、モテる人にも金持ちにも嫉妬の気持ちはないし、嫉妬する権利もない。
そんな自分だが、汗水たらして働いた時代があった。
大学時代、夏休み期間だけ肉体労働のバイトをしていた。
ノートパソコンを買うのが理由で、実際に当時最新のパソコンを買った。
仕事内容はお店やオフィスの床のクリーニングで、石を磨いたり絨毯をきれいにしたりという感じ。
非常にきつかったが、色んな経験はさせてもらった。
実際の仕事は雑用中心なので、それ自体の生産性はないのだが、テキパキやらないと気が短い人らが集まっているので、気を抜いていられない。
石を磨く際に出る汚れた水を常に捨てに行くのだが、何十リットルとあるので、捨てに行くまでが一苦労。
しかも今も昔も超絶陰キャ男なので、これらを運ぶのでヘトヘトである。
また真夏だったので外での作業だと汗がとにかく出てくる。
熱中症寸前までなったこともあり、それ以来水分補給は徹底するようになった。
肉体労働のバイトはとにかく無断欠勤から「飛ぶ」人のオンパレードである。
自分より年上の人間たちが何人も飛んでいった。
それは無理もなく、時に24時間働くこともあった。
厳密には多少の休みを挟むのだが、プライベートな時間はなく、何かしらの形で拘束はされる。
少しでも手間取れば怒鳴られるし、アメがあったかといえばほぼなく、ムチばかり。
自分たちで人手不足に追い込んでいるんだろうと当時から思っており、現状外国人に頼らざるを得ないのは自業自得である。
こうした仕事を厭わない若者も一定の割合はいるし、その割合は今も昔もそんなに変わらないように思う。
母数が激減すれば、割合が減らなくても激減する。
人手不足を嘆くなら、その原因が自らにあることを自覚するべきだろう。
しかし、彼らが自覚することは絶対にない。
ブレイキングダウンに出てくる喧嘩自慢の人を思い浮かべたらいいと思う。
その人たちが、もしかして自分に原因が?なんて思うだろうか。
だからこそ人間味があるのだが、ブレイキングダウンに出てくる喧嘩自慢の人がそこら辺にいると思えば、そりゃ逃げる人は逃げるだろう。
自分はノートパソコンを買うという明確な理由があり、嫌々ながらも仕事は仕事として割り切り、やり切った。
性格が悪いわけではなく、単純で気が短いだけだ。
だから、嫌がらせなどは全く受けなかったが、付き合いも一切しないようにした。
夢を追いかける若者、というか、オジサンに差し掛かった人もいた。
ビジュアル系バンドの人が数人現場にいたのだ。
しかも、たまたま「友人のマイミク」の人が推すバンドのメンバーだった。
おおよその時代背景がお分かりいただけたと思う。
いきなりミッキーマウスの中の人に出会ってしまったような気分で、「これは言わんとこう」と心に誓った。
ちなみにこの方たちは腰が低く、一切オラオラしていなかった。
長く働いていたら芸人とも出会ったかもしれない。
それくらい融通がきくというか、自分みたいに短期しか働かない人も歓迎していた。
要は当時から人材不足でキツキツだったのである。
肝心の給料は当時の時給的には素晴らしく、夜勤で働いていた時はそこそこもらえた。
しかも日払いかつ現金なので、その足で飲みに行く人がいてもおかしくない。
当時の自分は未成年なので、ギャンブルも酒も一切やらず真っすぐ家に帰っていたが、今だったらジャグラーを回し、せんべろを満喫したかもしれない。
肉体労働のバイトをして、結果的には物事の解像度が上がり、肉体労働のバイトをする方への敬意をかなり持つようになった。
同時に、飛んでしまう人の心情を強く理解し、現場の人間に責任があることも強く主張したい。
でも、テキパキとやらなきゃいけない場面でなかなかうまくいかないと、つい声を荒げる気持ちもまた強く理解できる。
お金があってナンボ、それが肉体労働の現場だ。
仕事ならいくらでもあるし、楽な仕事なんてほとんどない。
あとは自分を殺して金のためにどこまで迎合できるか。
この先生き残るのは、ブレイキングダウンの喧嘩自慢系だろう。
ブレイキングダウンの喧嘩自慢系が家族を作り、子供にはエリート教育を施しちゃったらそれが一番最強だと思う。
キックボクシングでも始めようかな。