違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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【2025年検証】フジテレビ問題が冷笑系評論家を黙らせる?|中居正広と松本人志の「だれかtoなかい」打ち切りに見る経営判断の是非


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オールドメディア批判をテレビなどに出演して行うと、ネット民からすればスカッとしてもらえるため、一定の支持を得られる。

これまでは「もっと大事なことを報道すべきでは?」という意見が多く出る余地があった。

しかし、オールドメディア批判をこれまでしてきた人たちは、まさに今が正当性を持って批判できるタイミングなので、冷笑するわけにはいかないのだ。

冷笑すれば、「オールドメディア擁護」という最悪のレッテルを貼られかねない。

「あの人、単にオールドメディア批判をしつつ、オールドメディアから金をもらっている奴だ」と言われることになる。

だから、冷笑系のコメンテーターの多くは今回のフジテレビの件で、「興味ないっす!」とは簡単に言わない。

古市憲寿が『めざまし8』に出て、フジテレビ批判を展開しているのは、その最たる例である。

中居正広の引退発表と「だれかtoなかい」打ち切りの謎

このブログを書いている最中、中居正広の引退が発表された。

支障なく芸能活動を続けようとコメントを出してからまだ間もないタイミングであり、唐突な印象を受ける。

このタイミングで、先日行われたフジテレビの記者会見、そして関連番組の打ち切りまでの経緯を検証する必要がある。

古巣の大失態を受け、最大限の対応を行ったのが関西テレビの大多亮(おおたとおる)社長である。

記者会見では、専務取締役時代に中居正広の件があり、事案を聞いたタイミングなどは、港浩一社長の会見と大きく変わらないと述べた。

大多社長は、番組改編のタイミングは2回あったものの、唐突に打ち切ることで被害女性にどんな影響があるかを考え、あくまで中居正広を守るのではなく、被害女性を守るための最善手を考え、いつ終わらせるかを考えていたらしい。

素人でも思いつく「ウルトラC」の可能性

そもそもの問題は、2023年6月時点では『まつもtoなかい』であることだ。

番組改編のタイミングは通常4月と10月が一般的である。

2023年4月に番組がスタートし、6月に事案があった。

同時期にジャニー喜多川の性加害問題が騒がれ始めた時期でもあり、そんな中で7月や10月に打ち切れば何が起きるか、誰でも想像はつく。

だが、2024年1月に松本人志の報道があり、活動休止になったタイミングがあった。

例えば、「松本人志と中居正広はセットで一つなので、中途半端に待つぐらいなら一旦終わらせ、完璧な状態で復活させたいので、復帰次第すぐに再開できるようにします!」とでも言えば、世間も納得してもらえた可能性は高い。

当時の松本人志は徹底的に裁判をするというスタンスだったので、何年かかっても不思議ではないムードだった。

松本人志が復帰し、浜田雅功が休養するという、この「入れ替わり」のタイミングで、番組を終わらせず『だれかtoなかい』に変えてしまうのは、素人目には経営判断として疑問が残る。

「いつ終わらせるべきか」と本当に考えていたなら、2024年1月の松本人志休止発表時に、一度大きなチャンスがあったように映る。

なぜ記者はこのロジックをぶつけないのか、甚だ疑問である。

下種の勘繰りの範疇かもしれないが、他の事案にもかかわることだ。

最後に、個人的に好きなドラマ『砂の器』をリアルタイムで見ていたので、この機会に見返してみたいと思う。


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