違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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【Mリーグの「結果論」】内川幸太郎の世界一はなぜスカッとするのか?


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スカッとジャパンなど、スカッとする話が好まれる傾向にある。

なぜかといえば、日常生活においてスカッとする話なんてそうそう起きないし、その手の行動をとって泥仕合になることもよくあるからだ。

内川幸太郎の世界麻雀個人戦での優勝はまさにスカッとする話の典型例である。

KADOKAWAサクラナイツ内では大して評価は高くなく、切られた際も驚きの声が多かった中、短期的に大きな結果を残した。

ネット上でサクラナイツの判断は間違いだったのではないかという声が多いのは仕方ない。

これほどわかりやすい、スカッとする話はないからだ。

スカッとする話は、一方にとってスカッとしても、他方から見ればこれほど屈辱的なことはない。

スカッとして気持ちよくなる人は、自分が逆の立場になることも覚悟しないといけない。

サクラナイツが追う「オフシーズンの後手」

現状のKADOKAWAサクラナイツは堀慎吾の意向がすべてで、その意向にチームも全ツッパしているような印象を受ける。

これは堀慎吾に限ったことではなく、一人の意向で左右される状況は、その一人が予期せぬ事態で離脱した時、悲惨な状況を招く。

結果的に内川幸太郎を切ったことが、オフシーズンの話題においてサクラナイツが常に後手を引くような状態に追い込まれたと言える。

新加入の阿久津翔太は20代で唯一のMリーガー、もちろん最年少。

本来ならもっと盛り上がってもいいし、先手を打って会見までやったのに話題にならない。

7月のEX風林火山の配信や、BEASTX、アースジェッツなど新チーム効果の話題に、サクラナイツは埋もれてしまった。

サクラナイツのファンからすれば今の状況は耐えがたい。

内川幸太郎の活躍は喜ばしい一方、「それをシーズン中に…」と思う人もいれば、なぜ切ったのかと嘲笑される声に怒りを覚える人もいる。

勝負の世界の宿命:結果論で黙らせるほかない

白鳥翔もVTuberのアカウントで、こうしたムーブに苦言を呈したが、こればかりは防ぎようがない。

内川幸太郎が巻き起こした風があまりにも完璧すぎたのだ。

サクラナイツからすれば下手を打ったように見えるが、堀慎吾の意向をはじめ、色々と合わない部分があった以上、切ったこと自体は致し方ないと理解は示したい。

ただ岡田紗佳の失言が原因で大失速したことなど、清算し切れていない部分もある。

勝負の世界は結果で黙らせるほかない。

それは岡田紗佳や堀慎吾も大好きな競馬の騎手を見ていればわかるだろう。

阿久津翔太はA2リーグまでは破竹の勢いだったが、A1に昇格してからは猛者たちの壁に若干苦しんでいる部分がある。

ムードを高めるようなタイプではなく、結果で存在感を出していくタイプであり、だからこそ、沈む時はとことん沈みそうなので、この点をどう捉えるか。

Mリーグ開幕までこの流れはかなり続きそうである。

結果論でモノが語られるのは仕方ないことだ。

なぜなら麻雀が結果論でモノを語られやすいから。

というよりも、勝負の世界は所詮そんなものなのだ。

苦言を呈しても逆に正義を振りかざされる可能性がある。

甘んじて受け入れて耐え忍び、結果を出して黙らせるほかない。

必ず反動は訪れるわけだから、その時を待つほかない。

負けが込むと雑音が増すのはサクラナイツも横浜も同じである。

内川幸太郎のようにつかみ続け、しょうもないことで手放さないことが重要だ。


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